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ヴェーダウエイ vedway

インド占星術の解説 ヴェーダの目と言われるジョーティシュをなるべくやさしく説明していこうと思う。最近キンドル出版から”人生を照らす光”というジョーティシュの決定版を出した。この本は初心者には少々難しい。そこでこのブログで解説していこうと思う。

 

 

地球は自転している。

 

1回転する時間を1日と呼ぶ。

 

1日には周期があり、太陽の当たり方で朝、昼、夜に分けられ、連続的にそれが起こる。

 

その地球は太陽の周りを公転している。

 

太陽の周りを1回転する時間を1年と呼ぶ。

 

この周期は、太陽の日の当たり方で、春、夏、秋、冬に分けられる。

このように周期は回転から起こっている。

 

ジョーティシュは星の動きから表わされるので、多くの周期的な動きを取らえている。

 

例えば12星座の質が3つの周期と4つの周期で表されていたり、

可動、固定、二重・・・・

東、南、西、北・・・・

火、土、空気、水・・・・

牡羊座から魚座までの順番で、それぞれの星座が持っている質が周期となって現れている。

 

9つの星も12の星座もすべて周期的な動きになっているのは、天体がそもそも回転しているからである。

 

そう考えると本来、始まりとか終わりということはなく、すべての終わりはすべての始まりであり、連続した周期の一部に過ぎないということになる。

 

これはこれとして相当深い真理かもしれないが、少し長い周期としてユガというものを見てみよう。

 

現在はカリ・ユガの時代とも呼ばれている。これは最も真理がわかりにくい、または真理が表れていない暗黒の時代とも呼ばれている。

 

約5000年前から始まっていて、まだ40万年以上も続く。

その長さは432,000年である。

 

だがこのユガの後は、どんどん時代は良くなって行きその長さは、それぞれ、次のドゥワパラ・ユガ:カリ・ユガの2倍(864,000年)、

続くトレタ・ユガ:3倍(1,296,000年)、

そしてクリタ・ユガ:4倍(1,728,000年)で最高潮に達する。

 

この周期のトータルな長さは、カリ・ユガの10倍であるから4,320,000年となる。これをマハユガと呼ぶ。

 

これは銀河系が一周する期間だと言っていたジョーティシーもいたが、まさに途方もない時の流れだ。

しかし、ヴェーダの時間の話は、まだまだ続き、この宇宙は創造と破壊を繰り返して存在しており、私たちが生きているこの宇宙も初めてのものではない。

 

現在が長い暗黒時代の真っただ中!と聞いてがっかりしてはいけない。

 

何故かというと、この時代が進化にとってはもっとも良い時だとも言われているからだ。

 

真っ暗闇だと小さな光でも遠くまで届く。

キャンプファイヤーを楽しめるのは、暗闇の中だけであるし、真昼に花火の美しさは楽しめない。

 

意識の成長は、カリ・ユガが最も早いそうだ。

 

※ヤギャの施行を望む方はご紹介いたしますので、ご連絡ください。

ご希望を伺い専門家により処方されます。(達成したい目標や改善したい問題など)

 

ヤギャとは天体の影響を改善したりするヴェーダ的処方で、チャートから問題をもたらしている天体を分析し、その影響を改善するためにインドで専門のパンディット達11人によって行われるものです。

vedicjp@gmail.com 

 

 

※チャート制作と鑑定

 

チャートとは個人のホロスコープです。

 

誕生した時に天空の星の配置はどのようであったかを図にしたものです。

上昇星座(ラグナ)は何座?であったのか。ラグナは、その時の時間で変わっていきますから、今まで誕生星座として思っていた星座とは違うかもしれませんがより正確にその個人の質を反映したものとなっています。

 

そしてその時のホロスコープを見ると木星は何座にあったのか?金星はどこにあったのか?月(心を表わす)は何座にあったのか?などが細かくわかります。

 

鑑定には、詳細なものとシンプルなもの2種類を用意しております。

 

シンプルなものは、パソコンで打ち出したチャートに星の位置などを説明した短いコメント(100字くらい)を付けてお贈りします。

¥3,000

 

詳細なものとは、12室の分析、ダシャー、ゴチャの影響の分析(ここ数年に及ぶ)、個別の質問への回答、宝石・ヤギャの推薦などを含みます。費用は数万円。

 

ご希望の方は以下のメルアドにご希望の旨、名前と誕生情報(生年月日、時間、場所(都市名で十分ですが、もし緯度経度まで分かればなお助かります)

を添えてメールお願いします。

 

 

vedicjp@gmail.com

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なんともう明後日になってしまったが、日食がある。

 

ヴェーダ占星学では、ラーフ、ケートゥが太陽や月に近づくと、このような現象が起きる。(古典には面白い逸話がある)

 

天文学的には、今回は月が太陽を隠すような位置を通過するわけだが、チャート上ではラーフが太陽を害することになる。

 

パンディミックを予測したということで、一躍名を馳せた若干14歳の占星術師であるアビィギャ・アナンド君はYoutubeでも話題となっているが、この日は胃の問題が起こりやすいので、その間は飲食を避ける、外出も避けるというアドヴァイスをしている。

 

日本では、地域によっても多少のずれはあるが、16時11分~18時03分くらいの時間になる。

 

ただこの時間は瞑想にはとても良いと言われているので、世界の瞑想者たちと共に家でじっくりと瞑想に取り組むのはお勧めだ。折しもこの日は、なんと夏至でも有り「国際ヨガの日」となっている。

 

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運命とは、結局自身の行動の結果なのだ。

 

現在の運命を嘆くなら、過去の自身の行動を嘆くしかない。

 

問題は、それが記憶にないことが多いということだ。

 

さて、それが悪かった(自然法則にあっていなかった)場合にどうしたら良いのか?

 

といことになる。今世での様々な問題として現れることになるからだ。

 

ジョーティシュでは、そのような場合でも、実は救いの手が用意されている。

 

それがヤギャと呼ばれるシステムである。

 

過去のカルマを浄化する、または星からの良い効果をも増幅する技術である。

 

具体的には、訓練を受けたパンディットによるヴェーダのマントラの吟唱が中心となる。11人で行うのが理想だが、そのユニットで何時間もかけて所定の数だけマントラを吟唱する。

 

もちろんただ吟唱していれば良いというものではない、自然法則に直接働きかけるには、正確なマントラの発音とそれなりの意識状態が必要だ。

 

インドでは、そのパンディットの家系が脈々と維持されており彼らは幼少の頃から厳しく訓練されて、そのパフォーマンスを身に着ける。

 

そしてそれはまさに生涯をかけた仕事となる。

 

このパンディットたちは、ユネスコの無形文化財としてもりっぱに認められている者達である。

 

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インドで専門のパンディット達11人によって行われるものです。

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なお料金は¥3,000(特別割引)としたいと思います。

 

 

個人のチャートを見ると、ダシャーの始まりがみな違っている。

 

火星のマハダシャーから始まっている場合もあれば、木星や土星の場合もある。

 

マハダシャー、アンタルダシャー、プラティアンタルダシャーと通常、3段階までをみるが、その順序と長さは同じだ。

 

では、その始まりはどのようにして決まったのか?

 

それは月の位置から計算される。

誕生した時に月がどのナクシャトラにあったか?ということで、始まりのマハダシャーが決まる。

 

それぞれのナクシャトラには、星が支配星として割り当てられていて、その長さがちょうどナクシャトラの幅13度20分に対応している。

 

どういうことかと言うと、例えば誕生した時のナクシャトラがジェーシュターだったとしよう。ジェーシュターは、蠍座16度40分から射手座ゼロ度までの13度20分の幅があるが、そのどこであったのか? もしその人が誕生した時がジェーシュターの半分くらいの位置だったとしよう。すると支配星水星17年の半分のマハダシャーが過ぎたところから人生が始まることになる。

つまり、誕生して最初の17÷2=8.5年間は水星のマハダシャーということだ。

 

その後は、順番通りケートゥ7年、金星20年、太陽6年、月10年、火星7年、ラーフ18年、木星16年、土星19年と続く。

 

そしてマハダシャーの中で同様の割合でより短い時期がアンタルダシャーと呼ばれている。

 

アンタルダシャーの計算だが、水星の場合、水星の中の水星から始まる。17x17/120=2.4年が水星/水星の時期となる。2.4年とは2年と12x0.4=4.8 つまり4か月と0.8ヵ月、これは30x0.8ヵ月ということで、24日だ。

 

水星のマハダシャーの中の水星のアンタルダシャーは、2.4年だったがそれを月日に換算すると2年4ヵ月と24日ということになる。

 

水星17年間をマハダシャーの割合で9つの星の時期に分割するとアンタルダシャーの長さがわかるという具合だ。具体的には水星/水星2.4年、水星/ケートゥ17x7/120=0.99年、水星/金星17x20/120=2.8年・・・・水星/太陽、水星/月、水星/火星、水星/ラーフ、水星/木星、水星/土星となる。

 

先ほどの話では、8.5年過ぎたところが人生の始まりだったので、17年間の8年と6ヵ月が過ぎたところはどんなアンタルダシャーだったのか? 水星の最後から数えた方が分かり易いだろう。

 

こんな計算を延々とやっていたらとてもではない。お分かりのように年、月、日、時間とすべて単位が違っているので、こんなことになるのだが、今更ながらにコンピュータのありがたみがよく分かる。

 

1年は12ヵ月、1月は30日、1日は24時間、1時間は60分、1分は60秒ということで、十進法で表された時間を年月日で表したものがダシャーになっている。

 

まあこれで原理は分かったと思うので、後はコンピュータにお任せしよう(笑)。

 

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この世界はある決まりによって動いている。それは自然法則と呼ばれている。

実はそれがヴェーダだ。

 

ヴェーダには大きく分けて4つあるが、最も基本となっているのがリク・ヴェーダと言われている。それはアグニミレイプロヒタム・・・という音で表現されている。

 

この音の順序は非常に重要で、これが運命の流れを表しているのだ。

ただこれはエッセンスなので、ちょうど分子式を私たちが見てもそれがどんなものなのかわからないように(勉強した人は別だが)、これだけではあまりに抽象的なのでチンプンカンプンではある。

 

そこで星の話になるが、星の世界では太陽から始めると、太陽、月、火星、ラーフ、木星、土星、水星、ケートゥ、金星という順番で人生が展開して行く。この順番は輪のようなもので、始まりも終わりもない。

 

どこから始まるかは、誕生した時点で決まってくる。ただこの順番は同じだ。

誰でもこの順番で人生が展開していくのだ。

 

その一番大きな区分はマハダシャーと呼ばれており、

太陽6年、月10年、火星7年、ラーフ18年、木星16年、土星19年、水星17年、ケートゥ7年、金星20年となっている。

 

このマハダシャーの変化は、人生の節目となるような変化であるから、知っておいた方が良い。

 

だが、個人のチャートによってそれぞれの星が表わすことが違ってくるので、一概には良い悪いは言えない。

 

皆が同じ人生を過ごすわけではないように、この順番が同じでも、人生の良くなったり悪くなったりは、個人のチャートによって違ってくる。

 

同じ木星でも、それがラグナの支配星になっている場合(射手座・魚座の生まれ)もあれば、第六室(障害、問題、敵)の支配星になっている場合もある(ラグナが蟹座か天秤座生まれ)

 

つまりやってくる星の順番は決まっているが、それぞれがどういう意味となるかは個人のチャートによってかわってくるということだ。

 

そこでまず自身のチャートがどうなっているのかを知ることが大切だ。

 

その後で、ではどのような順番でその星の時期がやってくるのかを知れば、その後どうなるかもわかるという具合だ。

 

つまり支配する星の時期によってチャートのどの面が人生で良く表れるかが決まってくる。人生も同じだ、誕生チャートは変わらなくとも、時期が違うと表現は全く変わってくる。

 

この変わりゆく時期を表わしているのがダシャーなのだ。

 

まさにそれは運命の時刻表ともいえるだろう。

 

ヴィンショータリダシャーとはその代表的なシステムの一つで、よく使われてる。

 

先ほどのマハダシャーのマハとは「大きな」、「偉大な」という意味だ。つまり人生の大きな流れともいえる。全部合わせると120年になるが、同じマハダシャーを一生で迎えられる人はまずいないだろう。

 

このマハダシャーは、さらに小さく分けてアンタル・ダシャー、プラティアンタル・ダシャー、スクシマアンタルダシャー、プラナダシャーと五段階まで細分化できる。

 

この五段階目くらいになると数日で変わってくる。ジョーティシュではよく何日までという表現が使われるが、主にそれはこのダシャーの違いによる。(ゴチャでも同じだがその説明は後にする)

 

通常木星/土星/金星/水星/水星のように表現されるが、これは木星マハダシャーの中の土星アンタル・ダシャーでそのなかの金星プラティアンタル・ダシャー、といった意味だ・・・

 

全部の星が良い人は少ない。基本的に人生は山あり谷ありだが、その過程で私たちは成長しこの人生で到達可能であるゴールへと進む。

 

ダシャーシステムによると人生の流れが分かる。映画の台本のようなものだ。映画でも台本通りに監督が創っていくとは限らないだろう。

 

撮影していくうちに、いろいろとアイディアがひらめいたりすれば、台詞を変えたりとかアクションを変更したりもするだろう。もちろん喜劇が悲劇に変わったりとか無敵であった主人公が死んでしまうとかはない。つまり変えられることと変えられないことはある。

 

例えば寿命を延ばすことはできるが、不死という訳にはなかなかいかないということだ。(歴史をたどるとインドでは、その死が確認されていない有名な人物が10人くらいいるそうだ)

 

同様にダシャーという台本があっても本人が気に入らなくって変更するということも可能だ。ヤギャというプログラムはその一つだ。(また先で紹介したい)

 

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古代からヴェーダが説いていた人生の目的とは何だろうか?

 

もちろん最終的なゴールは、啓発だ。

それは過去のカルマから解放されて完全な自由と至福の人生を生きるというものだ。

 

だが、それ以外にも3つの柱といわれているものがある。

 

1、ダルマ 2、アルタ、3、カーマ と呼ばれている。

 

これらはどちらかと言うと物質的価値で誰でもが普通の人生で欲するものだ。

 

ダルマとは法、義務、自然法則に則した行動のことで、簡単に言えば正しいふるまいということだ。

アルタとは、物質的な豊かさ、富だ。富を得て快適な生活を送ることもまた人生の目的だ。

カーマとは、願望、喜び、愛情、感情が満たされることだ。

 

これらの三つは誰もがすぐに欲しいという人生の価値と言えよう。

最後の4番目は、モクシャと言われているがこれは解放、悟り、啓発と言ったことで、この人生における最終的な目標となる。

 

さて、これらの目的を達成するために、ヴェーダの叡智は、いろいろなツールを提供している。

 

つまりそれらは、ヨーガ、瞑想、アーユルヴェーダ、そしてヴェーダ占星学なのだ。

 

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誕生した時に天空の星の配置はどのようであったかを図にしたものです。

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星が離れたところから影響を与えることをドリシティと呼ぶ。                                          (火星のドーシャについては以前に書いている)

 

別名アスペクトというこの作用は、あたかも星が睨みを利かせているようだ。

 

一般的には、星は対角線上にある星座と星に対してドリシティして100%の効果を及ぼしているが、木星、火星、土星、ラーフとケートゥには少し違った100%のドリシティがある。

(100%以外にも75%とか50%、25%もあるが、通常は考慮しない)

 

ちょうど破睨みのような形で睨みを利かす。

 

ドリシティを受けるとその星からの影響をもろに受けることになる。

 

有益な星や良い部屋の支配星が与えるドリシティは、有益な効果を及ぼし、有害な星やドゥスターンの支配星が与えるドリシティは、否定的な効果をその星や星座に及ぼす。

 

チャートの解釈には、このドリシティは必須のものとなる。

 

そこで、破睨みには以下のようなものがある。

 

土星の場合には自分がいる室から数えて3、7、10番目の室にドリシティする。

 

火星の場合にはどうように4,7,8番目の室にドリシティする。

 

木星の場合には、5,7,9番目の室にドリシティする。

 

ラーフ、ケートゥの場合も木星と同様だ。

 

例えばこのようなチャートがあったとしよう。

 

 

火星MAは4番目にドリシティするとは、牡牛座2がある第九室に影響を与えるということになる。そこには金星VEと木星JUがある。

 

火星は本来、有害な星であり、第六室(障害・敵)の部屋にあるので、そのドリシティもかなり有害と考えられる。

するとその影響は第九室にそして、木星と金星とにも及ぶ。木星も金星も本来有益な星であり、第九室(幸運・知識)の室にあるのでとても良い効果を表わしているのだが、この火星のドリシティは、それを損なっていることになる。

 

では、ご自身のチャートを見てこれらの効果を検証してみよう。

 

人生に対してまた新しい展望が見えてくるはずだ。

 

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星の支配権について話したが、星と星座とはとても密接な関係がある。

 

星座の分析には、その支配星の効果も十分に関係する。

星は自分の星座や友人の星座にいれば、快適であるし、また逆の場合つまり敵の部屋にいれば、不快であったり緊張していたりしている。

 

どうなるかというと例えば有害な星(土星、火星、ラーフ、ケートゥなど)の場合には、敵の部屋では否定的になるが、自室や友人の部屋にいれば、肯定的な効果を発揮するということになる。

 

本来、悪い星というのはない。状況によってそのような質が必要である場合もあるし、それをどう見るか?によっても変わってくる。

 

例えば土星だが、自分の星座の山羊座にいると勤勉、有能、という効果があるが、敵の星座である火星の星座(牡羊座)にいると悲しみ、口論が多いなどという意味が出てくる。

 

星と星との関係だが、基本的には二つのグループに分けられる。

 

太陽、月、木星、火星というグループと金星、水星、土星というグループだ。

 

総じてグループ内は良い関係、別のグループのメンバーとはあまり良くない関係だ。

 

ただ、必ずしも相互的でないところが面白い。例えば月には敵がいないが、水星、金星、土星は月を敵とみているとか、木星は水星と金星を敵とみているが、二つの星とも木星に対しては中立だ。

 

 

※「人生を照らす光」の第四章はグラハ(惑星)の話だが、その中の「友好と敵対」の中にすべての関係を表わす表4.3がある。

 

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星は等速で一方向に動いているのだが、同時に別の軌道を動いている地球から見ているので、逆方向に動いて見えたり、ゆっくりとなったり早くなったりする。

 

月自体は同じでも、私たちが見る月は明るくなったり暗くなったりする。これは月が地球の周りをまわりながら、地球と一緒に太陽の周りをまわっているためだ。

 

月自体の客観的な質は全く変わらないのに、地球から見たいわば見かけの変化によって月からの影響が変わるのだろうか?

 

実は星の動きと言うのは実は単なる時計のようなものなのだ。私たちは時計を見て時間を知るが、時計が時間を動かしているわけではない。

 

つまり星の影響と言っているのはわかりやすくするためで、星は実は単に自然法則の変化を反映しているに過ぎない。

 

だがその時計のおかげで、自然の流れがわかる。運命とはカルマの結果だ。

 

(カルマについては「人生を照らす光」に詳しく説明されている)

 

自身の行動の結果が何年も経ってその源に帰ってくる。星の動きは、その目安となってくれる。

 

ただ、結果が返ってくるときには、もう自分が発した行動のことは忘れている。

ましてや前世のことなど記憶に留まってはいない。(これはこれで良いのだが)

 

運が悪いとか、良いとかはその結果なのだ。

 

そのメカニクスを受け入れたら、もう誰にも文句を言えなくなるし感謝の仕方も変わってくる。これからはもっと良い事をしようと・・・(などと考えたりするかもしれないが)

 

クリヤマナ・カルマとは、そのようなカルマだ。

 

話が少しずれたが、すべては私たちから見える星に反映されている。

 

星の軌道を上から見てみるとわかり易いが、地球から見て星が太陽とは反対の側を進んでいるときに逆の方向に動いているように見えるときがある。

これをリトログレイド(逆行)と呼び”R”のマークで表される。

 

この場合、星の力が強くなる。火星、木星、土星の場合は確かに位置としても地球に近い。特に火星、土星の場合は否定性も強くなる。有益な星である木星、金星、水星(有害な星の影響を受けていない時)の場合も強くなると悪い効果も出るときがある。

 

地球の軌道の内側を行く金星と水星の逆行は、少し複雑なものとなる。水星は毎年数回は逆行し動きが金星より速いにもかかわらず、一つの星座を通過するのに金星と同様に一か月を要する。解釈する場合にこの逆行は要注意!だ。

 

また星が太陽に近づきすぎて、その効果を発揮できていない状態をコンバスト(combust:燃焼)しているという。表では”C”のマークがついている。

当然星の影響力は弱くなる。

続く

 

 

 

前にも書いたが、チャートの分析は基本的に3つの要素からなる。バヴァ(室)、星座(ラシ)、そして星(グラハ)だ。

 

これら三つの要素が相互に関係しているために、チャートを分析してその結果を導き出すことはとても複雑なものとなる。

 

天空のバヴァという12の枠の中を動いていく12個の星座と9個の星という組み合わせとなる。

 

12枠が意味すること、そこに12の星座が入るとどうなるのか?そして9の星が加わってどのような結論となるのか?

 

これらはその人の過去生のカルマ(「人生を照らす光」に詳しい解説あり)の結果だが、これらの抽象的な表現を具体的な意味として紐解くことはとても大変な作業となる。

 

だが、過去の偉大な聖人たちが多くの資料を残してくれているので、それを私たちは学び、一つ一つ当てはめていくことはできる。

 

だが、早計な結論は禁物だ。キャンセルされる効果というものもあるからだ。(良くても悪くても)

 

総合的判断が欠かせない。

 

ほとんどの書物にはその総合的判断が載っていないのはそれが簡単ではないからだ。

 

ジョーティシュを学んでいく過程でこれは思い知らされるだろう。

 

だが、あきらめてはいけない。トンネルの暗さを感じつつも前に進んでいけば、いつかはそれを抜けるときがくるだろう。完全に抜けなくもうっすらと明かりが見えてくれば、それは正しい方向へと向かっているのだと言える。

 

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