ヴェーダとは知識という意味だ。
なんの知識かというとこの世の最も根源に関する知識と言っていいだろう。宇宙の青写真という言葉もある。
物質の表面に対して、分子、原子、素粒子というより精密な構造があるように、この世界の最も根源となっている領域がヴェーダだ。
それは客観的に調べらたわけではないが、リシと呼ばれる高度に意識の発達した人たちによって深い瞑想の中で認知され、言葉として伝えれてきたものだ。
そのためにヴェーダは振動であるとも言われている。その振動を正確に言葉で発するのがヴェーダの吟唱だ。であるからそれは正確に発音されなければならないのだ。
私たちの言語でもそうだが、例えば日本人が英語を母国語のように発音できるようになるには、やはり子供の時から英語に慣れ、耳と口の訓練が自然に行われる必要がある。
ヴェーダのパンディットも幼少の頃から訓練を受けて、正しい発音ができるようになって初めて価値が出てくる。
米国人は、ジャパニーズイングリッシュを聞いてくれるが、自然は果たして不正確なヴェーダの発音を聞いてくれるだろうか?
さて、そのようにして発見され、リシの子孫たちによって口伝により伝えられてきたヴェーダだが、ある時から紙に書き下ろされて、本となる。これを4つに分類して、まとめた人がかの有名なヴェーダ・ヴィヤーサだ。
ヴェーダは、リグ・ヴェーダ、サーマ・ヴェーダ、ヤジュル・ヴェーダ、アタルヴァ・ヴェーダとお大きく4つに分けられる。
実はジョーティシュは、このヴェーダの手足とされるヴェーダンガ(アンガは手足という意味)の一部だ。
ヴェーダンガは6つあるが、ジョーティシュはその目に当たると言われている。 続く