連日報道されているように、首相官邸にドローンが落下(しかもウチと同型機ときたもんだ)

した事件、本当「なんて事をするの・・」という腹立たしさを感じずにはおれません。

業界というか、ラジコン飛行機の亜流とも言えるドローンですが、

やはりカメラを搭載した時点で、若干見られ方が違ってきたように思います。

これまでにない映像が記録できることが最大の魅力で、

有人機では決してできない位置や角度、低高度といった利点。

そして、有人機よりローコストで撮影できることなど、

撮影以外の用途にも使えるとあって、爆発的に普及しました。

国内でも数十万台売れたと聞きます。

しかし、それだけのユーザ数があるということは、

悪意をもって使う野郎も、善意のもとに運用しようとする人も

今回の事件を皮切りに、十派ひとからげで扱われる危険性があります。


冷や水をかけられたような、そんな気分です。

メディアはこぞって、この事件で法整備を急げ的キャンペーンを

拡げることでしょう。

しかし、今や大手の放送局ですら所有しているドローンですから、

この議論があまりに先鋭化すると、

飛行禁止空域を拡大されてしまうという、過剰な反応を呼ぶ可能性があります。

市場としては魅力あるものですが、

危険性も十分にあるということです。

そういう面で、今回の事件は悪意から出たトンデモナイ事件だったと思います。

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