あと1日で2014年も終わります。


皆さんにとって今年はどんな年でしたか?


私は・・・総じて言えば、2013年よりは良かったと思います。


経営的には、やっと・・・・と申し上げれば良いかどうか分かりませんが、


底から抜け出せる流れが来たように思います。


一緒に仕事をする仲間にも多くの迷惑と心配をかけていますが、


完全に回復するまでには、あともう少しかかりそうです。


今朝、写真だけアップしましたが、年明け早々にドローンを使った


空撮サービスを立ち上げます。


ドローンの映像は、こんな感じです。




今、細かな仕様を詰めていて、1月半ばには納めてもらえるとのこと。

さすがに空を飛ぶ機械なので、組み立てと調整はプロの手に委ねないといけません。


普通のVPだけでなく、中継や災害現場での調査も、仕事のひとつになるでしょう。


この事業が会社を救うキッカケになると思います。

というのも、

この事業は中小企業庁の補助金事業だからです。


アベノミクスの恩恵、とでも申し上げればよいのでしょうか、

ものづくり補助金のひとつに、「取引改善型」という補助金制度があるのを知りました。

それは、東京のコンサル会社さんのメールサービスで知ったのですが、

「本来のものづくり補助金よりもハードルが低い」という論評がありました。


かねてより補助金制度は利用したいと思っていましたが、

それこそコンサルなくしては申請すら通らないとも言われていましたので、

今回の申請はチャレンジでした。

検討を始めたころ、締め切りが未設定でしたので、

割とゆったりと・・・というか日々の仕事に追われていたところ、

急に「8月31日で締め切り」というアナウンスがありました。

それがお盆明けです。

大急ぎで資料を集め、申請書類を書き、

8/31の夕方、書類を小包で発送しました。


そこからは事務局の方と書類の修正が3~4回あったでしょうか。

通常の補助金制度なら、書類に不備があればそこで一巻の終わりなハズです。

ところが今回の制度は、先方からココを直して出しなおせという指示がありました。


つまり、なんとかして市場に資金を供給したいという、

政府の思いが反映されているようでした。


世間では「バラマキ補助金」などと、まるで税金のムダ遣いのように言う人もいますが、

そんな人はそもそもこの制度を利用する必要のない人で、部外者です。

誰も補助金をもらってドンチャン騒ぎしようとはしていません。

しかも、この事業は後の報告がすごく多い。

ただ単に機械を買って、補助金還付受けたら終わりでは、決してありません。

事業がキチンと遂行されたか、売上はどうか、利益はどうかと、

事業としての正当性を求められます。

我々もこの事業で黒字を出して、一刻も早く事業税を払える会社にしていきたいと

思っています。


市場には大きな需要があるようです。

そこに参入して、どういった変化が生まれるか、非常に楽しみです。

そういう意味では、今年は変化の兆しを感じた年でした。




来年も、どうぞよろしくお願いいたします。