入社式 企業トップ、復興を呼び掛け | Facebookで採用を変える人事コンサルタント日記

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企業の入社式が1日、各地で開かれた。東日本大震災の影響で中止・延期する社も少なくない異例の環境の中、企業トップは「就職超氷河期」を乗り切った新入社員を歓迎し、激励した。

 流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは1日、東京都千代田区の本社でグループ合同入社式を開いた。例年、一足早い3月中旬の入社式で知られるが、震災発生を踏まえて延期していた。

 入社したのは、セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂など14社の474人。傘下のスーパー、ヨークベニマル(本社・福島県郡山市)の新入社員ら被災地出身者も多く、110人が出席できなかった。入社を予定しながら震災で亡くなった人も1人いた。鈴木敏文会長は「日本始まって以来の大きな災難をはねのけて幸せな日本をつくるため、一人一人が一助となってほしい」と励ました。

 不安定な状態が続く福島第1原発の建設の一部を担当した日立製作所は、東京都江東区の東京ビッグサイトで入社式を開き、約900人の新入社員が出席。原発対応などの陣頭指揮を執る中西宏明社長は「安心安全な日常生活を取り戻すお手伝いをすることも、日立の使命」と語った。

 震災の影響で大半の完成車工場で操業を停止しているトヨタ自動車は、愛知県豊田市の本社で入社式を開いた。3月下旬に宮城県の子会社工場や販売店を視察した豊田章男社長は、1335人の新入社員に「トヨタは東北の地でものづくりを続ける。いい車づくりを通じて被災地、日本の復興に取り組もう」と呼びかけた。新入社員は昨年に続き、「現場重視」の同社の方針で作業服を着て臨んだ。(4/1 毎日新聞)

→人事関連ブログとしては、入社式を取り上げないわけにはいきません。
 今年は震災の影響で入社式を自粛する企業や、簡素化する企業、安全のために大阪で開催する
 企業など、例年にない雰囲気の中での新年度を迎えました。
 採用選考の延期が広がる中、来年の入社式はどんな様子になるのでしょうか。