感想-「コンゴ川のムベンガ」をみて
普段はあまりTVを見ないのですが、昨日(火)夜、たまたまフジテレビの特番で「カスペ!ココ調スペシャル」という番組で、ボクサーの内藤さんと芸人のノッチさんがアフリカ・コンゴ民主共和国(旧ザイール)まで行き、「殺人魚ムベンガ」(釣り好きの知り合いに聞いたら、英名ゴライアスタイガーといってマニアには人気があるそう)を捕まえるというとんでもない企画をやっていたので、思わず見てしまいました。
魚のことはまあいいんだけど、何より驚いたのは、彼ら2人をもてなす&魚をつかまえるための祭り?を村人が開催してくれて、そのごちそうが、なんと「コウモリ」と「ワニ」!!!!
ワニはまだ考えられるけど、コウモリなんて病原体のデパートともいえる恐ろしいものなのに!リッサウイルス系のウィルス(rabies日本名狂犬病など)を普通に持っているのも多いそうだし。
parastic zoonosis (人獣共通感染症情報)
http://www.primate.or.jp/PF/yamanouchi/168.html (山内一也先生 のzoonosis講座。とっても役に立ちます!黒死病の正体http://www.primate.or.jp/PF/yamanouchi/159.html はすごく納得です。)
なにしろ、あの「エボラ出血熱」の自然宿主(感染しても症状を示さないで、ウイルスと共存している生物)もコウモリだといわれていて、コンゴ、ザイール(致死率90%といわれるエボラザイールは超有名)での蔓延も、コウモリを日常的に捕獲して食用にすることが原因ではないか、といわれている。なので食用にしなければ、エボラのepidemicを防げるのではないかと考えられているくらいなのです。
それを、2人が村人と共に捕まえさせられるだけでなく、さらに恐ろしいことに、牙をむいているコウモリに対して(村人が押さえている)、指を差し出して軽くかまれていた?
映像があった.....。指を出したのが上記の2人やスタッフじゃなきゃいいけど
.....と番組そっちのけでずっと気になってしまった。今でも気になってるからブログに書いているわけだけど。
コウモリの咬み傷は、ほとんど目視では分からないくらいのこともしばしば。でも本当に怖いのです。(日本はrabies撲滅国だけど、アメリカは常に発生していて、コウモリやアライグマとかNYのセントラルパークにも感染野生動物がかなり多かったので気にする習慣がついてしまった)盛り上げるためとはいえ、ああいう場面を放送しちゃうのはほんとマズイのだけど、番組側はたぶんそこらへんを分かってないんじゃないかなぁ?どうなのだろう。
そのあとで、2人は調理したコウモリとワニを食べさせられてたし....。ちょっと企画的に恐ろしすぎる~。