「ボレロ」
土曜日、施術を終えて、洗濯している間、急に「ボレロ」が観たくなった。モダンバレエのボレロです。たぶん患者さんと草刈民代さんの肉体について話していたからだと思うけど(笑)。
私はバレエのことはあまりよく、というかほとんど知らなかったので、最初は、you tubeでボレロを検索してると真っ先にでてくる「maurice bejart」って何??状態だったのですが、いくつか観ていくうちに、同じ振り付けでもダンサーによって印象が全く違うことに驚きました。
観たのは、ジョルジュドン、シルビィギエム、ニコラルリッシュ、マイヤプリセツカヤなどなど。
ボレロのベスト1は、圧倒的に「ジョルジュ・ドン」。退廃的なオーラに満ちており、すごいカリスマ性。健康的な清潔感はあまりないのだけれど、一度見るとどうしても忘れられないのが驚きです。数日経った今でも、頭から離れないでいます。亡くなってしまっているのも、そうしたイメージに拍車をかけているのかもしれない。
また、一目見てわかるのですが、おそらく完璧ゲイ(かバイ)。男性のダンサーとしては、身体も細いとおもう。引きのカメラアングルに映し出される姿は、女性かと思うほどでした。でも、これほどのダンサーはもうお目にかかれないのではないかしら、と思いました。もう遅すぎますが、ぜひ一度全盛期の公演をみてみたかった(その頃、私は4歳くらいだったでしょうけど)....。
いろいろ調べてみると、今年8月にニコラルリッシュが来日して「ボレロ」を踊るそう。宣伝に「ジョルジュドン以来の衝撃!」とあったから、思わずすぐチケットをとろうかと思ったりしてしまったのだけど、動画をみてみたら、うーん....。いや、カラダはこちらのほうがぜんぜん鍛えているし、清潔感もあるのだけれど、なんか違う。いやジョルジュとは全然違うのです。決められた「振り」を完璧に踊っている感じがどうしても見えてしまう。
一方、ジョルジュドンのボレロほうは、正直「振り付けchoreography」なんてどうでもいい、というか振りつけを感じさせないレベルに達している(気がする)。それほど自然。魂というか、「精神で踊るダンサー」という感じ。そういえば、草刈民代さんの写真集は、「肉体」と「精神」だといっていたような。それは、こういうことなのか、と(広告しか見てないし買わないと思うけど)ちょっと納得。
偶然にも、いま振り付けのモーリスベジャールmaurice bejart(故人。一見してgaaaaaay!!!っていう感じのおじさんですが
類まれなるきれいな瞳をお持ちでした)のドキュメンタリー映画「ベジャール、そしてバレエは続く」というのを上映しているそうで。
時間があったら行ってみようかな.......。
でも!そのまえにジョルジュドンの「愛と哀しみのボレロ」が観てみたいな。
↓若かりし頃のジョルジュドン。美しくてびっくり。↓