猫背・ねこぜ&頭蓋骨 | 「脱・ゆがみ」プロジェクト

猫背・ねこぜ&頭蓋骨

猫背でお困りの方~と聞いてみると、ほとんどの方が「はい」とおっしゃるかと思います。長時間座りっぱなしのデスクワークでは、避けては通れない問題なのです。


ではなぜ猫背になってしまうとおもいますか?子供のころから猫背でしたか?


おそらくほとんどの方は、子供のころは猫背でなかったとおもいます。子供のころから猫背がひどい場合は、先天的な要素も含まれます。


人類の進化を見ていくと(猿→類人猿→人)、四足歩行から2足歩行に進化しています。もともとは4足で、そのほうが安定性があるのは理解しやすいかと思います。過程から見ても、人間は前傾しやすいのです。(後ろに倒れるほうが手でふせぐことができず、本能的に危険ということもありますので)


猫背というのは、「4足つまり猿に近くなってしまった状態」なのですそうしないといけないほどバランスが不安定になってしまっている状態、といえるのです。


背中が曲がってしまったことが原因で猫背になり始めるのでしょうか?「背中がまがっているから、伸ばさなきゃっ!!」と言って、ぐっと力を入れて背中をまっすぐに伸ばしたりしてみても、中が痛くなったり、なんか違和感があったりしませんか?


思い当たりますか?


多くの患者さんを診てきて発見したことです。

なんでもすぐ教えてしまうのがわたしの特徴なのですが・・べーっだ!

皆さんのお役に少しでも立つことが一番ですし。


結論から言うと、

「背中が最初に曲がったから猫背になるというのが主流ではない」のです。

背中(背骨・脊柱)より上位にある「肩や首 (頚椎)」、そしてさらにその上位にある「歯槽骨を含めた頭蓋・顔面骨」(より正確に言えばそこに付着する筋群)がアンバランスになり歪むことで、連動して全身の筋バランスがずれて、骨格がゆがんでいくわけですが、その歪み方というのが、必然的にバランスをとるために「結果として」背中が曲がってしまうのです。肩も前に出ます。2本足でいるためには背中の筋肉を過緊張させなければならなくなります。それによって、ぐっとカラダを起こしてくるわけです。こういったことにより肩こり・首痛・背中痛・腰痛も生じてきます。

(余談)ちなみに、側湾症も同様の原因で起こります(先天性や麻痺性は除く)。これは特にかみあわせによる頭蓋骨のズレが深く関係しています。頭蓋骨調整がカギになります~「側湾は頭蓋骨」~音譜

それに対応できるだけのコアマッスルがきちんと鍛えられていれば、それほどひどい猫背にはならないのですが、

a)デスクワーク生活による前傾過多と筋肉ガチガチ状態(過緊張)

b)筋力不足

c)口呼吸の癖

などにより、さらにひどい猫背&ゆがみにつながっていくのです。叫び恐ろしぃ~叫び


したがって、猫背解消のため、背筋を頑張って伸ばしてもあまり意味がありません。どんな本にも、「背筋を伸ばしましょう」ってよく書かれてますが....。また、コアの筋トレだけでも、足りないのです。

まずは、原因となる「頭蓋骨」がポイントになってきます。それを最初に直すことが大切です良くなってきたら、コアトレーニング&ストレッチも合わせて。そして、背筋を無理やり力を入れて伸ばすのではなく、自然に伸びている感じに保っていられるようになることが重要なのです。


まさに「脳&頭蓋骨」は生命&バランスの要。

「頭蓋骨おそるべし」って感じです。