顔のゆがみのポイント2「利き目」
顔の歪みを考えていく時、「利き目」ということも考えていく必要があります。手と同じように、大部分の人は「利き目」で、対象物を捉えてモノを見るのです。そのとき、利き目のほうは、黒目が中心にやや寄ります。これはほぼ無意識で行っています。
ということは、そちらの目を、良く使っている=筋バランスに左右差がでてくる=頭蓋骨がずれる、
ということになるのです。
ですから、施術時は、重力の影響を考えて仰向け寝で、かつ、目を閉じていただいて「頭蓋骨・美顔調整」を行うのです。(利き目等による筋への影響をなるべく排除するため)
べくとるわーくすでは、常に患者さんの利き目と噛みぐせ&咬合、利き手・利き足(軸足)とゆがみの関連性を体系化して考えています。利き目のチェックも取り入れています。
意識的に、利き目を普段と逆の目にしてみることもできるのですが、それは、本当に意識しないと難しい。見ようとして目が中心に寄るだけでは足りず、顔を動かさないと足りないくらい大変だったりします。ぼーっとしてテレビをみたりしているときには、頑張れば何とかできたりしますが、運転中などは絶対といっていいほど、利き目と逆の目をリードとして使うのは無理なことです。
利き目を使うことは無意識ですが、果たしてそれが頭蓋骨や歯槽骨(噛み合わせ)のずれやゆがみにどういう影響を与えているか、日々研究しています。最近わかってきたことは、その人の本来の利き目によって、噛みぐせ(利き顎ともいえる)が決まるのではないかということです。
私としては、
「利き目・利き手等の左右差が引き起こすズレ」が
↓
「頭蓋骨・全身のゆがみを生じさせる」影響よりも(それはカラダの中で確実に起こっているのですが)、どちらかというと、
そういう細かいズレやゆがみのself-adjustment(セルフアジャストメント)を、「歯」で行っている影響のほうが高いものと考えています。
そういった理由からも、「咬合」は非常に重要なのです。
しかし!今は、手元のパソコン画面を一日中同じ姿勢で見続けなければいけないデスクワークを強いられている方が多いので、利き目を不自然に使い続けることによる影響は、顔のゆがみを考える上で無視できない要因となっているのです。