メモ:jJEom8Ii3Eの妄言より(2010/02/04)
代表戸締役 ◆jJEom8Ii3Eの妄言
http://blogs.yahoo.co.jp/daitojimari
書籍『本当にヤバイ!欧州経済』の著者(渡邉哲也 氏)のブログ
三橋貴明氏とタッグを組み、データを用いて分析するスタイルは非常に説得力があります。
ブログも非常にシンプルな構成で読みやすいです。
ここではタイトルと同氏が特に注目している記事の見出しを主に抜粋します。
「※」は渡邉哲也氏がコメントを書いている記事もしくは記事に赤字で注目箇所を記しているもの
■2月4日
第787回 ボルカールール メットライフ、アリコを買収か トヨタ問題
(トップニュース)
・※※米上院銀行委員長:政府の「ボルカー・ルール」を強く支持
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aJ8lHImgSMvQ
(渡邉哲也氏の切り抜き)
オバマ大統領は1月21日、
自身が「ボルカー・ルール」と呼んだ、
銀行にヘッジファンド、PE投資ファンド、自己勘定取引に関連する活動を禁止する金融新規制を提案。
さらに金融機関の成長と統合を制限するため、
市場シェア10%を上限とする預金規制の対象に預金以外の資金調達を加えることを提唱した。
・※米国:ローン不履行を選択する住宅所有者が増加-NYタイムズ紙
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aaei4O7vav_k
(渡邉哲也氏の視点)
切り抜き:
米国では持ち家の価値が住宅ローン残高の75%を下回ると、
ローン返済を続ける余力がある所有者でも
デフォルト(債務不履行)によって家を手放す選択肢を真剣に検討し始めることが、最近の調査で分かった。
コメント:
equus様が情報提供下さっているstrategic default(戦略的債務不履行)のことですね。
>住宅ローン残高のほうが住宅価格より20%以上大きいケースが、
>全米で 530万件、その内50%以上大きいケースが 220万件
地域別色分けはこちら
http://online.wsj.com/article/SB126100260600594531.html
・米メットライフ:アリコ買収でAIGと協議-黒字転換
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a8_Alqc3B0Hc
・※米アフラック10-12月:27%増益-円高で日本の収入拡大
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ahDINFzveXkM
(渡邉哲也氏の視点)
切り抜き:
日本での医療保険売り上げが急増したのに加え、
円高が相まって日本関連の収入がドル換算で押し上げられた。
リセッション(景気後退)の影響で保険収入の運用が圧迫されるアフラックは、
収入の大半を占める日本での業績を資本の支えとしている。
コメント:
よーく考えよう♪お金は大事だよ。
・※EUかIMFがギリシャを支援の公算、デフォルト回避で-ルービニ氏
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aUF9fmy6_EGs
(渡邉哲也氏の切り抜き)
「厳しいが必要な決定をすることができなければ、
財政・政治の統合なしに通貨統合が成功した例はかつてないという居心地の悪い歴史的事実に
注目が集まることだろう」
・※トヨタ社長の顔が見えない、世界標準満たさずの声-リコール拡大の中
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aKVCUNLEMYI0
(渡邉哲也氏のコメント)
昨日、書いたままの記事が、、社長差し替えしか無いでしょう。
(ニュースヘッドライン)
・※ロシアは国内銀行に対するより厳格な健全性審査が必要-IMF
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aa7a1vMGbhlM
(渡邉哲也氏の切り抜き)
ロシア中銀のメリキャン第一副総裁は昨年10月、
国内のすべての銀行に対し同年実施したストレステストで、
大手100行のうち多くが必要とされる自己資本比率を満たしていなかったことを明らかにした。
銀行の資本不足が4月までに顕在化し始める可能性も指摘した。
(コメント)
・equus
>米上院銀行委員長:政府の「ボルカー・ルール」を強く支持
昨日のコメント欄で公聴会のビデオへのURLを貼ったのですが、
ビデオが分割されていて見にくかったかもしれないので、別ソースとしてC-SPANのサイトを紹介。
http://www.c-spanvideo.org/program/291863-1
ビデオは2時間27分ありますが、上記のページのTRANSCRIPTのところで発言者の名前をクリックすると、
ビデオの該当個所に飛べます。
ちなみに、公聴会で最も The Volcker Ruleに批判的だったのは、
共和党のBob Corker上院議員で、ビデオの1時間経過したところで現れます。
銀行からのロビー活動も盛んなので、まあ、予想の範囲です。
・seuka
>社長差し替えしか無いでしょう。
三洋電機の二の舞か。社長は「危機だから結束しよう」なんていっているそうだが、その割りにリストラが甘い。
そもそも世界一にならなくてどうする、なんて馬鹿げたこといちゃって。
漫画に出てくる悪役はみんなそういっているよ。
アメちゃんはスーパーマンの役大好きだからね。てこづると思うよ。
・equus
>米国:ローン不履行を選択する住宅所有者が増加-NYタイムズ紙
元ネタを貼っておきます。
http://www.nytimes.com/2010/02/03/business/03walk.html
この記事は、いくつかの米国の経済ブログで取り上げられて議論されていました。
strategic defaultの場合、十分支払い余力があるにも拘らず、ローンの支払いを止めてしまいます。
当然、クレジットスコアはボロボロになりますが、それを承知でやっているわけです。
米国では、住宅ローンの支払い延滞の増加が止まりません。プライムジャンボまで火が燃え広がっています。
http://www.housingwire.com/2010/02/03/mortgage-delinquencies-pass-10-lps/
Lender Processing Servicesさんの統計だと、支払い延滞が住宅ローンの10%、差し押さえも入れると13.3%もあります。
この割合を元に推測すると、全米で720万本の住宅ローンに問題が発生している可能性も。
・笛土
こんばんは。
昨日のequus様のコメントから、
Stiglitzさんが、
「ECBは、EUR圏の民間の銀行に資金を貸せるのに、EUR圏の国に資金を貸せないのはおかしい。Euro Bondを売り出すべき」と。
Stiglitzさん、こんなことも、
欧州中央銀行(ECB)が格付け会社の判断に依存するのは愚かなことだとし、
ユーロ圏諸国すべての国債について中銀融資の担保として受け入れを継続すると表明するべきだ。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a0b2PfzsElhw
ギリシャの銀行のEU諸国からの預金規模や、ギリシャの預金保険のカバー範囲など知りませんが、
預金が人質になって救済するハメになるのでは。
土台、民間銀行の預金のやり取りを自由にした時点でユーロ圏の国債のデフォルト(→銀行預金のデフォルト)は不可能でしょう。
ECBがギリシャ国債の担保受入継続を表明すれば、
ギリシャ国債は、ほぼ、自国通貨建て国債に近い状況になり、かつ、継続の条件付けで乱発を牽制できますので合理的かと。
・equus
ギリシャのsovereign default risk問題、欧州の所謂periphery countriesに感染が広がって来ています。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=anh1UCoA22YE
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=a9BZD0DvyIaA
ギリシャ→ポルトガル→スペインと来て、ハンガリー、アイルランド、イタリアにも。
各国の国債のCDSが上昇し、各国の株式市場が下がっていると。
個人的見解ですが、対外債務の多い欧州のperipheryとして、UKも同様の立場にありますし、
過去に何度もdefaultしていますので、私はUKが逝っても驚きません。
UKの銀行セクターのGDP比と、銀行の受けたダメージを見れば、大きなアイスランドみたいなものじゃないかと。
・ymk20004
こんばんは。
既出かと思いますが、スイスの銀行の顧客情報流出の件、Credit Suisseから出ているようですね。
Sued-Deutsche Zeitungの記事がスイスやオーストリアのメディアで
取り上げられています。
記事によると、ドイツの国庫に入る金額が400mio euroと拡大、大きな埋蔵金ですね。
オーストリア、ベルギー、オランダがCDデータに関心を寄せています。
http://www.sueddeutsche.de/politik/935/502173/text/
(独)
・equus
たまには妄想全開モード。
今回のPIIGSをめぐる欧州の危機、実はEUR設計者の仕掛けた「孔明の罠」だという噂があります。
つまり、危機の遠因はEUR圏で財政政策と金融政策が分離していることにあるわけですが、
通貨統合に留まらず、より高度な統合へ向けての地ならしとして、EUR設計者たちの予想の範囲内ではないかと。
米国では、"Don't waste the crisis."と言います。
平時においては不可能でも、危機においては政治的に可能となる改革があるという意味です。
ちなみに、ドイツ経済の肝は輸出で稼ぐ製造業なんでしょうが、
今回のPIIGSのデフォルト懸念でEURが下がることで対外競争力が増したわけで、
連中、「困った困った」と言いながら本当に困っているようには見えないんですけど。
・金大好
そういえばフォルクスワーゲンとポルシェは、ヘッジファンドをリーマンショックの初期段階で血祭りにしてましたね。
ロンドンのヘッジファンドでしたかね。
と、雪見酒酔っ払いモード
EUの政治統合は誰の利益の為なのか、中学生の頃からの謎です
・ymk20004
金大好様
>EUの政治統合は誰の利益の為なのか、中学生の頃からの謎です
とある分野でEU主催のイベントを見学したことがありますが、
新規加盟国や明日にもデフォルトしそうな加盟国の欧州議会の政策委員さんたちが、
偉そうに演説するのを見るにつけ、ドイツなど大国の一般参加者はムカつくだろうなと思ったことがあります。
誰得の案件?を意識するのは大事ですよね。ぼやっとしていたら、自国の産業が大損することになります。
・equus
sovereign default riskの件で、先進国以外の国債のショートポジションを調べたデータがあります。
市場が各国をどのように見ているかの一端です。
http://dataexplorers.com/sites/default/files/Sovereign%20Debt%20-%20Tracking%20the%20Short%20Sellers.pdf
ショートポジションの積み上がっている順に、
ルーマニア、
スロベニア、
リトアニア、
ポーランド、
スロバキア、
ハンガリー、
アイルランド、
ポルトガル、
ギリシャ、
トルコ、
UAE、
メキシコ、
チェコ、
ベネズエラ、
ロシア
といったところだそうです。
レポートにありますが、ドミノを考えると、各国の繋がり具合が問題になります。
たとえばギリシャの銀行はルーマニアとブルガリアに貸し出しが多いとか、
東欧はオーストリアから借りていることが多いとか。既にどこかでシミュレーションは行われているのでしょう。
・笛土
触発されて、妄想。
ユーロのベクトルはそちらに向いているとはいえ、
勤勉で、貯蓄好きで、経常黒字国と、能天気で、消費過剰で、経常赤字国の財政が混じり合って渾然一体となったら、
経常黒字民族はイヤでしょうね。
現状ではそこまではとても受け入れ難いので、漸進的な、中間的な形態に移行するのかな。
それに、基軸通貨でもなく、経常黒字でもなく、GDPに比べてやたら大きくかつよれた銀行を抱えたUKがいつ逝くか。
う~ん、どれも興味は尽きません。
・やまちゃん
戸締役様、皆様こんばんは~。
小沢不起訴で舌打ちしていらっしゃる方々が多いであろう立春の候、如何お過ごしでしょうか?
ンマ、それはともかく、equus様、それどこぞの日米経済?確かに黒字国は嫌すぎですな。ましてや取り立て不能に近い国つうのがね。
それにしても、ギリシャ、どうすんの?
大人しくECBに降伏して助けて貰うしかないような。
またアメリカではボルカールールに注目が集まる中、いつの間にかバーナンキ再任。
これもGS問題を金融の面からどう公平に捌くのか?これも注目ですね。
・('(ェ)`)ドクマ
トヨタですが、政治的な問題以前に数年前からリコール台数が多すぎです。
bBやistなど、フルデジタル設計に移行して試作車も作っていないと言われる車もあります。
(wikipediaにも書かれています)本気で粗探ししたら幾らでも出てくると思います。
今回も実態はアクセルペダルの問題と言われていますが、原因は「レバー部が結露」することですから、部品より設計上の問題です。
スチール製の強化板なんて挟んでも、磨耗した場所が結露で錆びてまたトラブルの種になる可能性だってあります。
ただ、こういう問題はどうしても試作車が無いと気づきにくいです。
試験費用をケチって、リコール費用とブランドの損失を連発させているようでは、まったく意味がありません。
世界中に注目されているという自覚も無くなっているのでしょうか。
今回の機会に、物作りの精神を思い出して欲しいですね。
・equus
Bank of Englandの発表。
http://www.bankofengland.co.uk/publications/news/2010/008.htm
量的緩和(QE)を休止、ベンチマークレートは0.5%で据え置き。
解説記事:
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aLfx0khCGN1g
・equus
ECBの発表とTrichetさんの話。
http://www.ecb.int/press/pr/date/2010/html/pr100204.en.html
http://www.ecb.int/press/pressconf/2010/html/is100204.en.html
金利は据え置き。引き上げは当面しない(かも)。
M3の伸びは、12月もネガティブだったと。流動性の供給は当面維持するが、3月始めに漸次引き上げるかどうか決定する。
解説記事:
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aV4vmPv8bSkU
・equus
EUR圏のCDSが、ギリシャ、ポルトガル、スペインを筆頭に上昇(別ソース)。
http://www.marketwatch.com/story/euro-zone-credit-worries-prove-persistent-2010-02-04
当然、これらの国々に拠点を置く企業の債務に対するCDSも上昇。
記事の最後に、「財政面と政治面での統合なしに、通貨統合が生き残った例はない」と。
・equus
BofA のMerrill Lynch買収に関する不正の件、
BofAとSECが、また馴れ合いで手打ちをしようとしています。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=acHiVyIg2Kco
これまでの流れからみて、Rakoff判事は拒否するでしょうね。
買収に際して、BofAの株主は、
Merrill Lynchの幹部へのボーナスと、Merrill Lynchが垂れ流し中の大赤字とか、まったく知らされていませんでした。
この件で BofA がSECに罰金を支払うとなると、その被害にあった株主が2重に損害を被ることになります。
本件、NY州検事総長のCuomoさんが怒っておりまして、当時のCEOとCFOを名指しで訴えました。訴状は次のとおりです。
http://www.ag.ny.gov/media_center/2010/feb/BoA_Complaint.pdf
・equus
S&P がBerkshire HathawayのAAA格付けを剥奪しました。
http://www.reuters.com/article/idUSTRE6134P320100204
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aJJa3lMphCWs
http://online.wsj.com/article/BT-CO-20100204-714445.html?mod=WSJ_latestheadlines
Buffett さん、ピーンチ!
・equus
米国連邦政府の財政赤字上限額の引き上げ問題、下院で採決が行われ、引き上げが承認されました。
http://thehill.com/homenews/house/79795-house-raises-debt-limit-to-143-trillion
既に上院で承認されているので、大統領が署名すれば発行します。
今回、$1.9trの増額なのですが、来年始めには突破してしまうと思われます。
採決結果は、賛成217-反対212で、共和党が全員反対、民主党からもかなりの反対が出ました。
・代表戸締役 ◆jJEom8Ii3E
おはようございます。
eqqus様
S&P がBerkshire HathawayのAAA格付けを剥奪しました。
ムーディーズが格下げするかがポイントでしょうw