出産予定日と住居の引渡日がちょうど同じ時期で、

妊娠がわかるずっと前から住宅ローンの仮審査を受け、申込済みでした。

 

育休を取得する予定はありませんでしたが、

妊娠確定後、銀行さんとの本契約時お腹が大きいけど大丈夫かな・・と気になり、

インターネットで色々と調べていました。

 

妊婦の女性が1人で申し込む例が見つけられませんでしたが、

住宅ローン申込みがご夫婦共同で奥様が妊娠されたケース情報では、

『断られた』『減額された』『団信が通らない』・・・等マイナス情報ばかりでした。

「生命保険に後から入るとしてフラットならいけるのかな?」と思いながら、

取り急ぎ物件担当者の方へ報告しておきました。

 

今回は私名義で全て契約をする予定にしており、

産後休暇中の出産手当金でもローン返済は十分可能とはいえ、

何が起こるかわからない妊娠、しかも高齢出産。

 

しかし銀行さんへの本申込時、担当者の方と色々とお話をしながら手続きを進めていくも、

『妊娠』の事は何も触れられず。

・・・???

保険申込時もそのまま手続きを進めるだけだったので、私の方から、

「保険加入は、大丈夫ですか?」と尋ねたところ、

「今まで妊婦さんは数件担当しましたが、特に何もなかったですよ。」と。

 

そして待つ事1か月。

希望額で本審査が通った連絡を頂きました。

 

結局、産休を取る事はなくなりましたが、

そのまま出産まで進んでいたとしても、住宅ローンには何の影響もありませんでした。

 

当たり前の事だと思いますが、

情報に流されず、適切な方法で進める事が大切ですね。

 

 

 

妊娠初期は症状を記録していた日記のようなブログでしたが、

中期中絶後からその時の出来事や気持ちを書き綴ってきました。

たくさんの方にアクセスして頂いてる事に驚いています。

 

中絶というテーマで不快に感じられている方もいらっしゃると思います。

妊娠後、『遺伝子異常』『出生前診断』『羊水検査』等・・不安に思う毎日でした。

そんな時に皆さんのブログを拝見し、参考にさせて頂いておりました。

十人十色で感じ方や考え方は人それぞれですが、

私の経験も誰かのお役に立てればと思い、ブログとして残していきたいと思います。

読んでいただき本当にありがとうございます。

 

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前回の稽留流産後の初回生理から約半年。

そろそろ良いかなと思っていたところ2カ月目で自然妊娠をしました。

 

今回は願望が強かったせいか、

受精1週間後から「お腹がチクチクと痛い」「何だか眠たい」「頭痛」「ムカムカする」等、

その時の状況を手帳に書き連ねていました。

 

今振り返ると、終始“Dark”な妊娠期間でした。

初めて産婦人科へ行った時も、

初めて心拍を確認できた時も、

初めて母子手帳を手にした時も、

初めて手足を動かす胎児をみた時も、

微笑む事はあっても、嬉しい!と感じる事ができませんでした。

 

会社にいても何もやる来が起こらず、誰とも会話する気にならず、

家にいてもソファーで横になるだけでした。

 

悪阻があったからかもしれませんが、

希望通り妊娠したのに、

どうして普段の私のまま、ポジティブでHappyな妊婦生活が送れなかったのか・・。

 

 

妊娠期間の様子と今回の結果に何の因果関係もありません。

「高齢出産」である事の不安や「カラダの変化」の戸惑いから、

ネガティブな毎日になってしまったのだと思います。

 

次の機会を与えてもらえるなら、

どんなに悪阻がきつくても、身体に急激な変化が訪れても、

全てを喜びとして受け入れられるような強いココロとカラダを準備しておきたいと思います。

 

前回の胎児ドックから3週間。妊娠週は16w0d。

まず最初にエコーの診察から。

前回指摘された三尖弁逆流はマシにはなっていましたが、鼻骨はやはり短く、

先生からポジティブな発言は雰囲気はなく、そのまま羊水検査へ。

 

ちょうどおとなしくしていたのか、針を刺す位置がすぐに決まり、

お腹全体に消毒をしてもらいスタートしました。

 

痛さは全くなかったですが、、時間にして3分ぐらい。

複式呼吸になると針が抜けてしまうので、胸で呼吸する事に集中していましたが、

私1人のコトではないので、とても緊張しました。

その後30分ほど受付で待ち、再度エコーで胎児と羊水の確認をし、

問題がなかったのでお薬を頂き終了しました。

 

お薬をもらう時に「気持ち悪くなるかもしれません。」と言われていましたが、

おさまっていたつわりが戻ってきたのか、お薬のせいか、

夜はずっと気分が悪くトイレから出られなかったです。

(後々分娩時の助産師さんが、

「羊水検査は自覚がなくても負担が大きく、気持ち悪くなる方が多い」と仰ってました。)

 

羊水検査日、翌日、そして翌々日・・。

1人になると涙が止まりませんが、もう覚悟はできていました。

 

「結果は来院して頂かないと伝えられませんが、何かある場合は私が電話します。」と

先生より事前に聞いていました。

覚悟ができていたとはいえ、受付さんからの電話を待っていたのですが、

まだ診察前だと思われる朝の早い時間に先生からお電話を頂きました。

 

電話は冷静に対応できましたが、

直接お話を聞いた時は思わず声を出して泣いてしまいました・・。

しかし泣いたところで結果が変わるわけではありません。

後悔する対象もありません。

1か月以上前からこうなるだろうと思っていました。

現実を受け止める準備はできていました。

「仕方がないこと」と毎日言い聞かせてきました。

 

だけど、『先生の勘違いで結果は陰性だといいのに・・』と願っていたのも事実です・・。

 

羊水検査は通常結果がわかるまでに2週間~3週間かかりますが、

QF-PCR法を追加で申込していたので、早く結果を知る事ができました。

中絶を決断するのは最終結果を待ってからと考えていたので、

速報が出てからの約2週間、現実と向き合い、

3人の為に何が一番良いのかをしっかりと考える事ができました。

 

『本当にこの決断で良いのか』

夫婦で何度となく考え直しました。

お互い1人でいる時も、2人一緒にいる時間にも・・。

 

しかし、相手の意見に流されている事もなく、

考え直す事で迷いが生じる事もありませんでした。

 

最終結果が出るまでの約2週間。

気温が少し下がり、過ごしやすい晴天が続きましたので、

色々な場所に出かけたり、美味しいものを食べたり・・・。

 

「3人一緒に」と意識をしたわけではありませんが、

私がストレスを感じず、楽しいと思える時間を過ごすことが、

お腹の中にいる私達の子にとっても、

そうする事が今は一番良い事だと思いましたので・・。

 

 

最終結果の様子は中絶後すぐにブログに書きましたので、

良ければこちらをご覧いただければと思います。