ロイ・ブキャナン、派手な活動暦はないけれど数多くのギタリストに影響を与えたギタリストです。

エリック・クラプトン、ロビー・ロバートソン、ダニー・クーチマーをはじめ日本では塩次伸二などがロイ・ブキャナンの影響を受けていますが、中でもジェフ・ベックとの交流は有名ですね。


ジェフ・ベックの代表曲We've Ended As Lovers(悲しみの恋人たち)はロイ・ブキャナンに捧げられた曲で、ジェフ・ベックはロイ・ブキャナンの代表曲The Messiah Wll Come Again(メシアが再び)にインスパイアされて作ったのだそうです。


実際にジェフ・ベックのギターのスタイルにはロイ・ブキャナンの影響が随所に感じられます。


今日はそのロイ・ブキャナンが1973年にリリースした「Second Album」を紹介します。

Blues Power


日本で最初に紹介されたロイ・ブキャナンのアルバムが1stより先にこの「Second Album」だったので、これが僕が初めて聴いたロイ・ブキャナンのアルバムになります。


1953年のテレキャスターをアンプに直結していると思われるギターの音色は、エフェクターを駆使するどんな

ギタリストよりも多彩で表情豊かで色っぽいです。


初めてA面の1曲目Filthy Teddyに針を落とした時はとにかく衝撃でした。


テレキャスター1本でなんでここまで微妙で多彩なニュアンスが表現出来るんだろうって当時何回も繰り返して聴いた事を覚えています。


Filthy Teddyの試聴は→こちらをクリック ヘッドフォン


アルバムの中の個人的なベスト・トラックは3曲目のFive String Blues


ギターが泣いて歌っているのってまさにこんなプレイの事なんじゃないかと思います。


イントロのヴァイオリン(ヴォリューム)奏法とトーン・コントロールのワウ効果を駆使したギターが聴こえてきた

だけですっかりイチコロでした(笑)


Five String Bluesの試聴は→こちらをクリック ヘッドフォン


そんな彼も1988年に酔いつぶれていた所を保護された留置所内で首吊り自殺で亡くなってしまいました。


Second Album/Roy Buchanan

Produced By Peter Kieve Siegel


Roy Buchanan(Guitar,Vocal)
Dick Heintze(Piano And Organ)
Teddy Irwin(Rhythm Guitar)
Don Payne(Bass)
Chuck Tilley(Vocal On Treat Her Right)
Ned Davis(Drums)


1. Filthy Teddy
2. After Hours
3. Five String Blues
4. Thank You Lord
5. Treat Her Right
6. I Wont Tell You No Lies
7. Tribute To Elmore James
8. She Once Lived Here