それにしても今年の夏の猛暑は異常ですね。
天気予報ではあと１週間はこの暑さが続くとか・・・。
７月２０日の「Eagles Live」 から始まった真夏のライヴ・アルバム特集も早く秋が来る事を願って今日で最終回にしたいと思います。
ラストを飾るのはオールマン・ブラザーズ・バンドが１９７６年にリリースした７thアルバム「Wipe the Windows, Check the Oil, Dollar Gas」、邦題は「熱風」です（笑）
Gregg Allman(lead vocals, organ, clavinet, guitar)
Richard Betts(lead vocals, lead guitar, slide guitar)
Chuck Leavell(piano, electric piano, background vocals)
Lamar Williams(electric bass)
Jaimoe(drums, percussion)
Butch Trucks(drums, percussion, tympani)
オールマン・ブラザーズ・バンドが１９７６年に解散を発表した後にリリースされたこのアルバムは当時２枚組のLPで発売されました。
「At Filmore East」 という奇跡のような大傑作ライヴ・アルバムとは比べようがないのは事実ですが、「Brothers And Sisters」 の曲がライヴで聴ける事と「At Filmore East」 とは対極のレイド・バックしたサウンドが当時のオールマンズらしくって個人的には好きなライヴ・アルバムです。
アルバムは１９７２年～１９７５年に行われたライヴ音源をセレクトして構成されています。
M-6のAin't Wastin' Time No Moreは「Eat A Peach」 の１曲目に収録されていたナンバー。
１９７２年の音源なので「Eat A Peach」 のリリースと同時期のものですが、スタジオの音源同様にデュアン・オールマン亡き後のメンバーの強い意志が感じられるプレイが印象的です。
Ain't Wastin' Time No Moreの試聴は→ここをクリック
アルバムのハイライトはM-11のディッキー・ベッツの書いたカントリー・タッチのインストルメンタル・ナンバーJessica。
チャック・リーヴェルの流れるようなピアノ・ソロはもちろんですが、後半のディキー・ベッツ節全開のギター・ソロは圧巻です。
Jessicaの試聴は→ここをクリック
大学１回生の頃にバンドでこの曲をやりましたがテーマのフレーズは未だに体が覚えていました（笑）
1. Introduction
2. Wasted Words
3. Southbound
4. Ramblin' Man
5. In Memory Of Elizabeth Reed
6. Ain't Wastin' Time No More
7. Come And Go Blues
8. Can't Lose What You Never Had
9. Don't Want You No More
10. It's Not My Cross To Bear
11. Jessica