初期のドゥービー・ブラザースやレイナード・スキナードなど聴いているだけでとにかくスカッと元気が出てくる

バンドの一つがカクタス。


今日はカクタスが1971年にリリースした3rdアルバム「Restrictions」を紹介します。
Blues Power


Produced By Geoffrey Haslam


Tim Bogert(b, background vocal)
Carmine Appice(dr,background vocal)
Jim McCarty(g)
Rusty Day(vo, harmonica)


1. Restrictions
2. Token Chokin'
3. Guiltless Glider
4. Evil
5. Alaska
6. Sweet Sixteen
7. Bag Drag
8. Mean Night in Cleveland


ヴァニラ・ファッジのティム・ボガートとカーマイン・アピスがジェフ・ベックと新バンドを結成しようとした矢先にジェフ・ベックが交通事故で長期入院、急遽ラスティー・デイとジム・マッカーティー(元ミッチ・ライダー&デトロイト・ホイールズ)に声をかけて結成されたのがカクタス。


3枚目のこのアルバムはオリジナル・メンバーによる最後の作品です。


ブルーズをベースにしたカクタスのアメリカン・ハード・ロック・サウンドに魅了されたのは僕が中学生の時にリリースされた1stアルバム「Cactus」 の1曲目Parchiman Farmの疾走感溢れるサウンドを聴いた時。
Parchiman Farmはここから試聴出来ます


ティム・ボガートとカーマイン・アピス2人のパワフルで低重心のリズム隊はもちろんだけど、個人的にはジム・マッカーティーのブルージーでスリリングなギターが大好きでした。


この3rdアルバムはハードなブギ、ブルーズ、スワンプ風味、アコースティックなナンバーなどバラエティに富んだ曲調が特徴。


今日はM-1のタイトル曲Restrictionsを紹介します。


ブリティッシュ・ロックの影響も感じさせらる起伏に富んだ展開のミディアム・ナンバー。


2分15秒からの、うねりまくるティム・ボガートのベース、強靭なカーマイン・アピスのドラムスをバックに疾走

するブルージーでスリリングなジム・マッカーティーのギター・ソロがたまらんです。

リストリクションズ(紙ジャケット仕様)/カクタス

Restrictionsの試聴はこちらヘッドフォン