いわゆる名盤と言われるアルバムでも未だに耳にしていないアルバムがまだまだ沢山あります。

その当時買えれば良かったけど毎月の予算には限界があったのでそのまま通り過ぎてしまい今日に至ってしまってます。


そんな1枚がジーン・クラークが1971年にリリースした2ndソロ・アルバム「Gene Clark」。


リアルタイムだったのかリリースされて数年たってからなのか記憶が定かでないけど、当時のニュー・ミュージック・マガジンで高い評価を得ていたのをよく覚えています。


ザ・バーズのオリジナル・メンバーながら2年で脱退したジーン・クラークのこのアルバムをスルーした事が今となっては悔やまれます。


実はザ・バーズは解散後にアサイラムからリリースされた再結成アルバム「Byrds」しか持っていませんが、一番好きな曲がジーン・クラークの書いたFull Circleだったりします。


ちょうど去年の今頃melonpanさんがmixiの日記で中秋の名月で聴きたくなったのがこのアルバムと紹介されているのを読んで、30数年振りにこの印象的なジャケットを思い出してこのアルバムを買いました。

何よりも心に響いたのがジーン・クラークの朴訥としたはかなげでちょっと憂いのある味わい深い歌声と、ジェシ・

デイヴィスのプロデュースによるシンプルかつアーシーなサウンド・アレンジです。


さて、このアルバムから好きなナンバーをチョイスするのは非常に悩ましいのですが、個人的に印象深いナンバーを3曲紹介します。


まずはCD1曲目のThe Virgin


初めてこの曲が耳に飛び込んできた瞬間に一発でやられました。


シンプルなメロディとアレンジながら、ジーン・クラークの朴訥としたヴォーカルがなんとも言えぬ味わいを感じさせてくれます。


次に紹介するのが5曲目のOne In Hundred


ジーン・クラークのルーツであるカントリー・ロックの要素にジェシ・デイヴィスのスライド・ギターが南部っぽい

味付けをしています。


最後は8曲目のTears Of Rage


ザ・バンドの1stアルバム「Music From Big Pink」の1曲目に収録されているディランとリチャード・マニュエルの共作曲のカヴァー。


オリジナルでのリチャード・マニュエルのはかなげなヴォーカルとはまた違ったジーン・クラークの味わい深い

ヴォーカルがたまらんです。


そうそう、このアルバムは通称「White Light」と呼ばれているがアルバム・ジャケットには一切その表記はありません。


Gene Clark/Gene Clark


The Virgin、One In Hundred、Tears Of Rageの試聴はこちらヘッドフォン