ジャケットが良いアルバムは内容も良い確立が高い。

このアルバムもそんな1枚だけどこのビジュアルのインパクトの強さは半端じゃない。(夢に出てきたら怖い)


1972年にリリースされたリトル・フィートの2ndアルバム「Sailin' Shoes」だ。


プロデュースはテッド・テンプルマン、ジャケットのイラストはネオン・パークが手がけている。


この頃のメンバーはローエル・ジョージ(vo.g)、ビル・ペイン(vo.key)、リッチー・ヘイワード(dr)、ロイ・エストラルダ(b)の4人。


まだ、ギターのポール・バレルもパーカッションのサム・クレイトンも参加しておらず、ベースもケニー・グラッドニーに変わる前だ。


ほとんどの曲をローエル・ジョージが手がけているがそのサウンドは以降のアルバムと比べるとラフで荒削りな印象が強い。


中でも地を這うような強靭なビートを叩き出すリッチー・ヘイワードのドラムスとローエル・ジョージのハードな音色のスライド・ギターが炸裂するCold,Cold,Coldはこのアルバムの中でも印象的な1曲で「Feats Don't Fail Me Now」のヴァージョンとどちらが良いと聞かれても正直迷ってしまう。


また1stにも収録されていた彼らを代表する名曲、Willin'のアコースティックなアンサンブル、コーラスのハーモニー、スヌーキー・ピートのスチールギターのトリップしているかのような浮遊感がたまらない。


まだ、ニューオリンズ色はあまり感じられずブルース、ロックンロールをベースにした骨太なサウンドが特徴的だが彼らの魅力である強力なビートのうねりとドライヴ感は既に確立されつつある。


「Dixie Chicken」の陰に隠れがちだけど彼らの初期の名盤と言ってよい大好きな1枚なのだ。


Little Feat - Cold, Cold, Cold




Little Feat
Sailin' Shoes