父と呪いの関係
私の芸風じゃないですが、たまには自分の事でも話そうと思います、
最近よく言ってる呪いの話です。
話は小学生の頃までさかのぼりますが、小2から漫画を描くようになりました。
あの頃はただ楽しかった。
漫画なんて描いてると大抵親に反対されますが父はそんな私にも寛容でした。
やることは全部容認し、好きなものはほとんど買ってくれてました。
父自身普通の仕事をしてましたが、詩で稼いで生計を立てることが憧れで、
チャンスの時には仕事を辞めてしまうほどでした。
そんなダメな面も持ち合わせていましたが、一番話を分かってくれる人でした。
しかし、中学にあがると同時ぐらいに父は仕事をしなくなりました。
重度の鬱病で、夜寝れないような状態で、度々幻覚に怯えるようになりました。
お互いに会話がなくなっていきましたが1つだけ覚えてる印象的な会話があります。
私がふと父に「誰にも出来ないすごいことをしたい」といったんです。
そしたらすごく喜んで「お前ならきっと出切る」と言ってくれたんです。
大分私は少年漫画に染まってたみたいで随分青臭い台詞でしたが、
なんだか喜んでくれたんです。
結局父はどうすることもできず私が中三のときに自殺しました。
その後、私は泣くことが出来ないくらい心がぐちゃぐちゃになって、
ご多分に漏れず心理的ひきこもり、心を閉じて漫画に没頭して行きました。
そうして今、物語をつむぐ事で少年の日の思いと
父の言葉を思い返すことが出来ます。
誰にも出来ないすごいことを物語でしたいとなると本心じゃない、
むしろ描くことで父の居た頃、愛情を暖め直せるような気がしてるんです。
さて、長くなってきたので呪いの話はまたいつかに続きます。