雲仙の"迎賓館"1935年(昭和十年)、鉄道省観光局が国の観光振興策の一環として建設した同ホテルはどっしりとした石組みの基礎の上に太い丸太を組み合せ、その上に赤い化粧屋根を乗せた瀟洒な建築美を緑の樹木の間から誇らしげにのぞかせている。このホテルがオープンする前年、1934年(昭和九年)に雲仙は瀬戸内海、霧島屋久と共に日本の国立公園指定第一号を受けた。以来、同ホテルは50数年間に渡って雲仙の"迎賓館"として、この高原リゾートを訪れる内外の賓客たちを迎えている。