2012年1月1~3日 第4回 お伊勢参りツーリング③熊野~尾鷲 | カッシーの旅と音楽の日々 Mk.Ⅱ

カッシーの旅と音楽の日々 Mk.Ⅱ

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○六三○

 一眠りしてから外に出ると、まだ雲は残っているものの、一応晴れてきました。 
 
 
 
 
しかし、日の出を拝むことは難しそうです。
徐々に明るくなってきました。 
 
 
 
ハッキリとした日の出は拝めなかったものの、早朝の夜明けは、実に気持ちのいいものです。
 
○九一五
 
朝食後、チェックアウト。
 
2日目のスタートです。
 
先ずはホテルのすぐ近くにある、鬼ヶ城に立ち寄ってみます。
 
駐車場周辺も海が美しいです。
 
どんなところか気になりましたが、駐車場から結構歩くらしく、走り出したばかりでもうちょっと走りたい、という思いがあったので、見学はやめて、駐車場でUターンします。
 
このあたりから、青空が出てるのに、ぽつぽつと雨が降り出します。
 
キツネの嫁入りですね・・・
 
そして今度はちょっとだけ和歌山方面に向かいます。
 
鬼ヶ城脇のトンネルを抜けると、広がる海が眩しいです。 
 
 
 
この時、道路わきが大きくかまぼこ状に湾曲しており、サイドスタンドがとても深いところで接地するので、大きくバイクが傾いてしまいました。
 
で、よせばいいのに、その状態で体重を預ける形でムルチ君にまたがります。
 
ここから1kmほど走ると、獅子岩があります。
 
一昨年ここに来たときはスペシウム光線をキメたのですが、今回はエメリウム光線にしようとすると、どうも今回のカメラのセルフタイマーの使い方がよくわからない・・・
 
いくつか操作しますが、セルフタイマーが作動しません。
 
という訳で、あきらめて、走り出すことにします。
 
再び伊勢方面に向かい、トンネルを抜けて、宿泊の宿ホテル「なみ」の前を通過すると・・・
虹が出ています! 
R42を尾鷲方面へ、小坂峠を登っているとき、「カラカラ~ン」と音がします。何事かと思いますが、特に走行上異変は感じません。 
そのまま気にせず走っていると、給油ランプとエンジン異常のインジケータが同時に点灯します。
 
何事かと思いましたが、どうせハーネスのカプラーが緩んでいるのだろうと、かまわず走ります。 
山岳地帯に入ると、より濃い色の虹に遭遇しました。
 
山岳地帯の集落と国道を結ぶ橋が壊れています。
昨年の台風による土砂災害の爪痕でしょうか・・・? 
 
 
国道と寄り添うように流れる大又川の水の美しさに息をのみます。 
 
天気は良いものの、雨は相変わらず勢いが衰える様子がありません。
合羽を着るほどではないのですが、やっぱり気になります。 
濡れた路面が太陽光を反射し、銀色に輝きます。 
立派な石垣の棚田が見えたので、その集落に入ってみます。 
 
 
 
棚田が作り出す直線と、石垣のランダムさが不思議な調和を作り出します。 
 
 
 
最後に橋の上にムルチ君を停めて棚田の全景と一緒に写真を撮ろうかと思って、橋の上でスタンドを立てると・・・バイクが大きく傾きます。
 
!!これはおかしい!
 
何が起きたのか?あわててバイクを引き起こします。 
スタンド部分を見ると、どうもスタンドを留めてるボルトが脱落しているようです。こりゃ参ったな・・・尾鷲にホームセンターがあるから、あそこで同じサイズのボルトで仮止めしよう。
 
ボルトはM10かM8だろうな・・・長さは合わないだろうな・・・などと考えながら、R42を走ります。 
 
一○五五
 
 
尾鷲に到着。大型ショッピングモールの駐車場内のフェンスにムルチ君を革ジャンを挟んで立てかけ、スタンド回りを覗いてみます。
 
すると、サイドスタンドにボルトの頭が引っかかっています。 
何と!ボルト脱落ではなく、ねじ切れていたのです!!
 
原因は先程の急な角度で人間まで含めた大荷重をかけてしまったせいか?
 
さぁ、困った。。。とにかく、ホームセンターへ行けばいい考えが浮かぶかもしれない・・・ショッピングモール内の、巨大なコメリに入ってみます。
 
先ずはねじ切れたボルトを取り出さねば。
 
これに必要な工具は?ガイド穴をあけるドリルは?いろいろ考えます。
 
お店の人に相談して、電動ドライバーを貸してもらい、必要な工具、ドリル歯を購入します。 
早速ねじ切れたボルトを取るためのガイド穴をあけ、工具を突っ込みますが、ここはオイルパンなので、元々ボルト穴が浅く、工具をねじ込めるところまで届きません。
 
それがだめなら、今度は大穴を開けて、新しくねじを切ってしまえ!
 
と8.5φのドリル歯にタップを購入します。 
しかし、これもこの穴の浅さのためにねじを切ることができません。。。
 
 
 
万事休す。
 
 
 
仕方がない。このままスタンドを使わず走ろう。
 
停車の度に、止まり木となるフェンスやガードレールが必要になります。
 
しかし、すぐに直すのは不可能となった以上、そうするしかありません。
 
一三一八
 
そう決めて、ようやく昼食とします。
 
ショッピングモールの敷地内にある回転ずしに入ります。 
さすが、マグロの漁港である、那智勝浦の近くだけあって、マグロは美味しいです。
 
しかし、お正月ネタはどれも高めで、意外にお高い昼食となってしまいました(泣)