蝶に憧れて
どーもーっっ
マイス
きゃは~
魅惑のボーダー・・・
ちょっと出た前歯と・・・・
二重あご・・・・・
うっうっ・・・・
コラーッッ!!
VCTOの映像倉庫をあさっていたら、
お涙頂戴系のドキュメンタリーハケーン。
あ、ちなみに前回同様。
これはダクンに密着したドキュメンタリーですので、
スルーされる方はスルーしてください
―これは新生児赤ちゃん肌のダクンを追った、真実に基づいた話である―
密着型ドキュメント
「生まれたてと呼ばれて」
中だsh中田 光弘
職業:手たたき
「なんか、叩いちゃうんすよ~」
そう言う彼はまだ若干28歳の新人だ。
その名の通り、肌はピンと張っていてまるで赤ちゃん。
そう、赤ちゃん肌を彷彿とさせる。
「あー、これはなんていうんすかね、友達みたいな?
ソウルメイトっていうんすかね?」
そういう彼のTシャツには大人気のキャラクターが描かれていた。
生まれた時から一緒にいるらしい。
「だからですかね、゛生まれたてやん″なんて言われるのは。」
いつも明るい表情のダクン、こと中田君。
ある日、モッコリについて尋ねてみた。
「モッコリはね、いつかなれたらいいな~って思うんですよ、
生まれたてだろうがなんだろうが、
将来的にはモッコリになるっていうかなれるっていうか、慣れるっていうか。」
そう語った後で彼は軽く痙攣した。
一瞬の痙攣の後に彼はまた語り始めた。
「そうですね、痙攣するたびにモッコリに近付けている感覚っていうのはありますかね、やっぱり。」
記者の
「将来的にはどんなモッコリになりたいのか?」
という問いに対して彼は真剣な表情で答えた。
「それは・・・。今答えろって言われても無理っすよ、時間・・・・もらえますか??」
「俺だって、モッコリについてはいろいろ悩んでるんすよ。」
「そんな軽々しい気持ちとか、チャラい気持ちでモッコリになりたいわけじゃない。」
すると彼は店の中、VANQUISH渋谷店の中へ消えて行った。
後日彼を訪ねてみた。
一段と機嫌がいいらしく、この日もあのソウルメイトと共にいた。
彼に改めてあの質問をしてみる。
「何ていうんすかね・・・・・やっぱり、いろいろなモッコリの形っていうんすかね、
右利きのやつもいれば左利きのやつがいるみたいなもんで・・・・」
少し頬を赤くしながら彼は答える。
まるでそれは赤ちゃん肌が茹であがったような。
「生まれたてからモッコリになるまで、やっぱいろいろな経験がひつようなんじゃないかなって。」
「ちょっと待っててくださいっ」
そう言って取材陣を数分待たせると、彼は笑顔で息を切らして戻ってきた。
「たとえばコレとか!!!!」
「・・・・・」
一瞬の沈黙の後に彼は少しまた痙攣した。
しばらくして、真剣な表情で彼は語ってくれた。
「やっぱり、ぼくにはモッコリしかないと思います。高○純○的モッコリさしか。」
彼の夢は果てしなく続く。
最後に恒例の質問をしてみた。
「リスナーに伝えたいことはありますか?」
「そっすね、みなさんよく間違えるんすけど、"モッコリ″の発音なんですけど、
みなさんが想像するそのイントネーションじゃなくって、『↗』こういう感じのイントネーションなんで。」
彼は今渋谷VANQUISH109-2店で働いている。それはまだ彼の夢の始まりでしかない。
ただ、彼なら立派にやり遂げてくれるであろうと、
私たちは信じて止まない。
職業:手たたき
年齢・・・
彼のモッコリに対する夢、希望。
彼のキャンバスもまた、染まりきっていない。
1998年制作 密着型ドキュメント「生まれたてと呼ばれて」
脚本・総指揮 VCTOマイダオTV
いやいやいや、念のため、フィクションです。
出演は
中田光弘君。
衣装はVANQUISHでお届けいたしました。
次回予告、
アッキー、
「蝶にあこがれて」