■交通体系について | バリュー・クリエーター奮闘記

■交通体系について

みなさん、毎日をエンジョイしてますか?

バリュー・クリエーター佐藤です。


全国各地を走り回っておりますが、改めて、交通体系の不便さを感じています。


行きたいところに直ぐに行けないという不便さです。


九州においては、九州新幹線全線開業により、博多駅-鹿児島中央駅の間が1時間20分になるということは素晴らしいことですが・・・。


それ以上に、各県を縦横無尽に横断するには、今の交通体系では・・・。


日本の場合は、電車、バス、飛行機、船などの乗り継ぎが上手く連携できておらず、利用者にとって不便極まりないのが現状です。


例えば、九州で鹿児島市内に行く場合、今後は九州新幹線で1時間20分で行けるようになりますが、飛行機を利用した場合、鹿児島空港から鹿児島市内まで移動する時間がかかり、便数も限られるため、結局・・・。


また、時間に加えて、料金的なことも加味すると・・・。


そもそも、日本の場合、空港がとても不便な場所にあり、しかも乗り継ぎのアクセスが最悪なところが多く・・・。


恐らく、部分最適だけを考えて作られた交通体系の結果だと思います。


考えてみれば、日本の交通体系の整備は全体最適を考えて作られておらず、単なる政治の道具としてしか考えられてないのが実情です。


地元にとっては有難い政治家も、国民にとっては・・・。


最近、和歌山県の南紀白浜に行く機会があり、改めて福岡からのアクセスの悪さに驚いています。


福岡空港からの直行便がなく、一旦羽田空港に行き、羽田空港から南紀白浜空港に入るのが一番効率的です。


ただし、夏休みの時期などは、便数と飛行機の座席数の関係で予約が取れないこともあり、そうなると・・・。


先日は、福岡空港から関西空港へ行き、そこからJRで数回乗り換えて・・・。


本当に疲れます。


ビジネスではなく、観光目的であった場合、この不便さだけで目的地としてスポイルされる可能性さえあります。


とてもいい観光地であればこそ、何とか交通体系を整備して欲しいと思います。


先日も、出雲大社と伊勢神宮を周る旅を計画したのですが、このルートを効率良く周る行程が見つからず、諦めました。


日本の観光にとって、交通アクセスの問題は致命的な問題だと思います。


行きたいとことに直ぐに行けるようになる時代は来るのでしょうか・・・?


不便さを楽しむ方法を考え出す方が得策かもしれません。


これが日本の現状です。