■天神PARCOのこと
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
福岡市ではいよいよ今週に迫った天神PARCOの開業に向けて天神地区が騒がしくなってきました。
福岡市天神地区で最も利用価値が高いと思われる場所(旧岩田屋跡)が何年間も有効利用されないままになっていました。
関係者も福岡市民も困り果てていたところに、PARCOの進出が決まり、気がつけば、もうオープンという感じです。
まずは、PARCOの勇気に感謝といった感じでしょうか・・・?
気になったことは、天神地区の他のデパート・百貨店などがPARCO出店を歓迎する広告を展開したことです。
普通に考えれば、ライバルの進出を歓迎する行為は・・・?
その背景に現在の天神地区の抱える課題が見えてきます。
デパート・百貨店などの流通産業は基本的に斜陽産業です。
正直言って、天神地区は飽和状態が続いており、マーケットの観点から見れば、パイの奪い合い状態です。
今回のPARCOの進出でより加速するのは明白です。
最近の福岡は、ミニ東京化しており、福岡らしさが無くなりつつあります。
一時期は福岡らしさの象徴であった大名地区も今は見る影もないほど悲惨な状況です。
ミニ東京化のなれの果てといった感じです。
一方で、天神地区は2011年の九州新幹線全線開業による博多地区の活性化が脅威となっています。
博多駅ビルに進出する阪急百貨店はPARCOの8倍の売り場面積とも聞いています。
また、これを機に、投資は天神から博多に向かうことは必至です。
福岡市民からすれば、街に新しいものができることは嬉しいことですが、長期的に続く環境でなければ、競争の結果が見えたころには・・・。
個人的には、天神地区のPARCOよりも、博多地区の阪急百貨店の方が嬉しいのですが・・・。
それでも、福岡市は全国的にも住みたい街NO1に選出されるほど人気がある街なので、九州&中四国からの集客ができれば、何とかなるかもしれません。
そうなると、福岡市以外の九州&中四国の都市は相当な影響を免れません。
これが、どうなるのか・・・?
暫し、見守りたいと思います。