■住宅競売が増加 | バリュー・クリエーター奮闘記

■住宅競売が増加

みなさん、毎日をエンジョイしてますか?

バリュー・クリエーター佐藤です。


昨日の新聞の見出しに大きく「住宅競売46%増」と出ていましたが、結構衝撃的な数字です。


ここ数年の不景気の影響で「厳しい」という予想はしていましたが、これだけ悪化しているとは・・・?


2009年の上半期だけで、前年同月比が46%増ということのようです。


九州沖縄地域でも同じ46%増ということです。


専門家の話では、昨年のリーマンショックの影響は出始めたばかりで、これから来年春に向けて本格化するとの予測もあります。


これにドバイショックの影響が長引くと・・・。


これだけ不景気が続くと、不動産業界もあの手この手でセールスを仕掛けるし、買い手も「今が買い時」と意気込み、収入の予測を考えずに、無理なローンを組んでしまう・・・。


結果は見えています。


結果は見えていたと思います。


競売になる前に金融機関もそれなりの対策を提示したのでしょうが・・・。


問題は、「競売になると不動産物件が市場価格より3割~5割程度安くなる」ということです。


そもそも支払ができないので、競売で何とかしようというはずなのに、競売では安く買いたたかれるため、債務者は最悪です。


結局、物件は手放さなければならない上に、ローンも残るという最悪の結果になります。


一方的に、誰が悪いとは言い切れませんが、悲しい結末です。


今の景気動向を見ていると、当面は景気回復はなさそうだし、給与や賞与も減ることはあっても、増えることはないと思われます。


サラリーマンだけでなく、自営業者の方々も大変です。


政権が代わり、何かを期待したものの、既に何かを期待することもできず・・・。


物価は下がり続けるので、物を買うにはいい環境ですが、企業が儲からなければ、給与も増えず・・・。


日本の景気が良い状態での円高であればいいのですが、日本の景気も悪ければ・・・。


少し前まで、勝ち組/負け組という言葉が流行っていましたが、今では、ほとんどが負け組か、それに近い状態です。


競売物件に話を戻すと、競売にかかっても(=市場価格の3割~5割安でも)、買い手が現れないという状況すら考えられます。


最悪中の最悪です。


金融機関にとっても大変な事態です。


年末年始から来春にかけての動向が気になるところです。