■JALの問題の行方
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
経営再建中の日本航空(JAL)は、企業支援再生機構の支援を得るために、ここに来て様々な人件費削減策を打ち出し始めました。
先日は、全社員の冬のボーナスを全額カットするということが公表され、本日は、全役員の12月の役員報酬をカットすると公表されました。
最近思うことは、こうした対策はもっと早い段階で行っておくべきことで、今更感は否めません。
JALの問題は、確かに一企業の問題というには複雑な状況にあるため、一言で片づけることは無理ですが・・・。
そもそも、これまで経営という考え方が無かったに等しい企業だけに、何をやっても場当たり的にしか見えません。
国策の失敗とも言えるJAL問題は、誰が最終的に責任を取るのかさえ見えない状況です。
ここに来ての場当たり的な対策は、色々なところに多大な影響を及ぼします。
一方で、こうした対策でさえ行わなかったら、それこそ・・・。
ほんとうにどうしようもない状況にあるのだと思います。
ダムの問題もそうですが、問題がここまで大きくなると誰も責任の取りようがなく、関係者もどうしていいのかわからないのだと思います。
先日、東京に行く機会があり、JALを利用したのですが、着陸の際のアナウンスで「最近、色々とご心配をおかけしていますが・・・」という説明が流れましたが、何となく虚しさを感じました。
JAL派の僕としては、頑張ってほしいという気持ちはあるのですが・・・。
これから、更に色々な対策が打ち出されると思いますが、それによってサービスレベルが低下することだけは避けてほしいと思います。
サービスレベルといっても、安全についてのサービスレベルを維持してほしいということであって、機内誌やドリンクサービスなどは無くなっても余り問題ではありません。
どうしても従業員の待遇が悪化すると、安全面でのことが気になりますが、これだけは利用者としては信用するしかありません。
今のところ、ANAに鞍替えする気はありませんが、今後の状況次第としか言いようがありません。
元々はANA派だったのですが、マイレージの制度ができた頃からJAL派になっていました。
明確な理由は無かったように思います。
それから、JALの企業年金問題も気になるところです。
確かに、現在の状況を招いた原因はOBにもあると思いますが、実際問題として年金のカットを受け入れるかといえば・・・?
当事者にしてみれば、「勘弁してくれ!」といったところでしょう。
一方で、国民感情からすれば、「当然だろ!」というのも分かります。
年金を当てにした将来設計をしていない僕にとってはどうでもいいことですが・・・。
関心があるのは、問題の落とし所です。
今回のJAL問題を誰が、どう捌くのか・・・?
状況を見守りたいと思います。