■観光協会の危機?
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
本日の西日本新聞を見て、驚きました。
何に驚いたかと言えば、「平戸観光協会存続の危機」という記事です。
平戸大橋の通行料が無料化になることで、平戸観光協会が存続の危機に陥るという内容です。
記事タイトルや見出しだけでは理解できないので、記事全体に目を通して理解できました。
簡単に言えば、平戸観光協会が平戸大橋の料金徴収業務を委託されており、委託料として4900万円を受け取っており、その一部が観光協会の人件費に充てられているという構図です。
詳しい内容については、当事者でないので何とも言えませんが、記事から推測するに、平戸大橋の無料化は実現の方向で動いており、観光協会側としては、どうしていいのか分からない状況にあるのだろうと思われます。
バリュー・クリエーター佐藤は現在、大分県日田市の観光協会の事務局長もやっており、現在、(株)リクルートのじゃらんリサーチセンターの研究テーマで「観光協会」を扱っているので、この問題の深刻さは身にしみて分かります。
全国の観光協会は少なからず、同じような状況にあると言えます。
観光協会のほとんどが、行政からの委託事業や補助金により成り立っており、ここ数年、委託事業の見直しや補助金のカット・減額などで苦しんでいます。
一方で、自主財源を持たない、または自主財源に乏しい観光協会がほとんどで、今回のような状況が起こると、瞬時に組織の存続が危うくなります。
こうした現状を打開するために、バリュー・クリエーター佐藤は日田市観光協会で「観光協会の体質強化」を実践しているわけです。
これからの国の施策として観光にスポットが当たる一方で、それを推進する組織が・・・?
通常であれば観光協会に期待されるはずですが、残念ながら期待に応えるだけの組織になりきっていないのが日本の現状です。
日田市観光協会では、それを見越して、この2年半の間に様々な改革を行ってきました。
最近では、その成果を聞きたいとのことで全国から視察が来るようにまでなっています。
また、全国から講演依頼をいただくようになっています。
バリュー・クリエーター佐藤が説く観光協会改革とは、「集団から組織への転換」がキーワードです。
この考え方なくしては、今後の観光協会の将来はありません。
今回の平戸の件も、もっと早い時期に「組織とは何か?」を徹底的に考え抜き、将来を見越した「戦略シナリオ」を打ち立てていれば委託事業に頼らない体質に転換できたと思います。
これからは、自立する観光協会を目指していくことが重要です。
観光協会の職員が頑張っているだけに、今回の件がうまく整理・調整されればと願います。
行政も観光協会に対する支援の在り方を見直す時期にきており、観光行政の在り方が問われています。
今後、どうあるべきかについては、近々にレポートにまとめる予定ですが、単なる評論家の意見ではなく、あくまでも実践者の視点でまとめ上げたいと思います。
ご期待ください!