■国と地方の関係
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
本日の前原国土交通大臣の「八ツ場ダム」訪問の一件は国と地方の関係を改めて考えさせられた気がします。
国の政策の在り方に地域住民が翻弄され続けているという構図です。
その中にあって、国に対して地方自治は無力だと改めて実感させられたような気がします。
国と県、県と市町村、単位は異なりますが、力関係としては同じ構図です。
これは、法律の問題なのか、財政の問題なのか、分かりませんが、ロングタームの政策に関しては常に考えさせられることです。
また、今回の件では、地域住民の考え方にも賛否両論ありそうで、地域住民の考え方が1つだとも思えません。
そもそも、ダム問題は治水・利水の観点が既に時代錯誤になっている中で複雑な事情が重なり合って現状に至っています。
加えて、ダム建設と引き換えに生活保証を掲げていることが地域住民を翻弄しまくっているように思えます。
合意形成の方法が少し乱暴な気がしてなりません。
そして、計画から実行まで時間がかかりすぎるため、政治が変われば、その政策に翻弄され続けるという現実があることも「事業」という観点で考え直す必要があるように思えます。
地域住民の言葉だけが真実のような気がします。
日本は国政において、これまで大きな政権交代を経験してこなかったので、国と地方の関係をそれほど真剣に議論してこなかったように思います。
他国では、政権交代がある前提で、国と地方の関係が築かれているように見えます。
または、政権交代を経験する中で、地方は国との関係のあり方を学習してきたのかもしれません。
そして、地域住民もこうしたことに無関心だったのかもしれません。
先の衆議院選挙で宮崎県の東国原知事が国政への転進を本気で検討したことも、こうした国と地方の関係を憂慮したからかもしれません。
国と地方は対等でいられるのか?
地方自治の本質とは何か?
国の権限を地方に委譲することは本当に可能なのか?
今後、色々と考えていく必要がありそうです。
僕も少し勉強してみたいと思います。