■6月危機?
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
本日の新聞で「6月危機」という記事が気になりました。
3月危機、5月危機というのはよく耳にします。
3月危機は資金繰りの問題、5月危機は決算の問題です。
この大不況の中、3月危機、5月危機は例年以上に心配されました。
当然、倒産や資金繰りに窮する企業が続出しました。
しかし、政府の景況判断では「景気は最悪の状況を脱した」ということになっています。
これは、一部の見方であって、別の見方では「これから益々厳しくなる」という風にも言われています。
その考え方の中に「6月危機」が囁かれているようです。
その根拠となるのが、3月危機、5月危機を何とか乗り切った中小企業の運転資金が底をつく可能性が高いということです。
昨年の10月以降の急激な景気の落ち込みに対する緊急経済対策で中小企業にも様々なカタチで緊急融資が行われました。
しかしながら、その融資も当面の資金繰りを助ける程度であって、景気が回復していない現状においては・・・。
昨日、今年度の補正予算が国会を通過しましたが、それが6月危機に間に合うのか・・・?
また、それが本当に中小企業を救うのか・・・?
「厳しい」というのが実情かもしれません。
景気対策の進行よりも、リアル経済の進行のスピードの方が速いため、どうしても打ち手が遅れます。
これが、「100年に一度の大不況の怖さ」なのかもしれません。
中小企業の回復は大手企業の回復が前提となります。
恐らく、これまでの対策+今後の対策で大手企業が復活すれば、その後は期待が持てます。
問題は、それまで中小企業が耐えられるかだと思います。
本当の意味での景気刺激策が望まれるところです。
完全失業率も5%台に突入しており、有効求人倍率も低く、6月危機が本格化すると更に悪化する可能性もあります。
景気対策を実行に移すスピードアップが望まれるところです。
確実に言えることは、今回の大不況を乗り越えた企業の未来は明るいということです。
それは、世の中が必要と認めた企業に他ならないからです。
当面、6月危機の行方を見守りたいと思います。