■企業と街の関係
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
本日の新聞で「米新車販売2月41%減」という見出しに「やっぱり・・・」という感想を漏らしてしまいました。
衝撃的な数字ですが、予想していた数字です。
日本国内の状況も似たり寄ったりですが・・・。
GM(ゼネラルモータース)に至っては53%減というとんでもない状況とのこと。
これでは、経営再建計画も絵に描いた餅同然で、「終わった・・・?」って感じもします。
当然、政府に泣き付いているようですが、どこまで支えてくれるか・・・?
そもそも、前回の支援もほとんど無駄になっている状況にあって、政府も対応に苦慮していると思います。
新聞では「打つ手なし」「破産も視野」など厳しい言葉が並んでいます。
日本の自動車メーカーはまだ体力的になんとかなりますが、アメリカの場合は既に企業として成り立っておらず、政府の支援という生命維持装置だけが頼りです。
景気の回復にも時間がかかるし、そもそも「欲しい」と思うようなクルマを作っていないように思えます。
マーケット全体が急激に縮小する中では、全てのプレイヤーが生き残ることは困難です。
いくら政府が支援しようとも消費者が支持しないモノは売れるわけありません。
特に高額商品は「とりあえず・・・」といった類のモノではないため、難しいと思います。
先日もTV番組でGMで成り立っていた街の状況が放送されていましたが、凄まじく厳しい状況が映し出されていました。
一企業が支える街というのは、それだけ危険を孕んでいると思います。
本日の新聞に「突然の閉鎖 地元衝撃」という見出しで鹿児島県出水市のことが記事になっていましたが、2月末のパイオニアのプラズマ工場閉鎖に続き、今回はNECの液晶工場が閉鎖というダブルショックという内容です。
同じような状況が各地で起こっており、企業の都合とはいえ、地域経済に与える影響は相当なものであり、厳しい現実に直面しています。
地域にとって企業誘致は経済政策のひとつですが、それに頼りすぎているといきなり足元をすくわれる結果になりかねません。
以前もこのブログで書きましたが、企業誘致よりも人材の誘致が重要だと思います。
企業誘致による効果が限定的ですが、人材誘致による効果は無限です。
この大不況をいい機会として企業誘致から人材誘致という選択に切り替えるべきだと思います。
そういう意思決定ができる地域が最後は勝ち残るのだと思います。