派遣社員の削減について
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
最近の報道で派遣社員の削減が話題(問題?)になっています。
大企業を中心に毎日のように派遣社員の解雇が報道されています。
特に自動車産業などはその数も半端ではなく、最終的にどれくらいの削減をするのか心配になります。
派遣社員の労働については、これまでも様々なことが問題視されていましたが、ここに至るまで何も解決できないままでいます。
そして、今回の不況の影響を真っ先に被ったカタチです。
法的な環境整備が追いついていないため、こうした状況に陥っても「打つ手なし」というのは現実です。
確かに、企業側の論理で言えば、これだけ経営が厳しい状況では、リストラを選択するのは仕方ないということでしょうが・・・。
企業の業績予測を見ていると、急激な環境変化を予測しきれなかったため、リストラに関しても一気に大幅な削減を行わなければならなくなったのだと思います。
いよいよ負の連鎖が始まったというところでしょうか?
ここまで来ると、政府の対応でどうにかなるといった類のものではなく、景気が回復しない限りどうしようもないという感じすらします。
派遣社員という制度は企業にとってとても便利な制度だと思います。
需要に応じて必要な人員を調整できるという観点では優れた制度かもしれません。
ただし、働く側から見れば、好んで派遣社員のスタイルを採っている人以外は何とも釈然としない制度だと思います。
欧米型の効率的な経営モデルを採用した結果がこの有様です。
個人的には派遣というスタイルはプロフェッショナルな業務において使われるべきだと考えています。
プロフェッショナルの場合、業績に関わらず企業存続のためには必要なので、削減という選択肢はありえません。
ところが、大半の派遣は労働集約的な業務がほとんどで、企業経営の調整弁として使われています。
労働集約的な業務こそ、給与は低くおさえてもいいので正社員で守って欲しいと思います。
プロフェッショナルな方々は不況であればあるだけ、引く手数多です。
こういう人たちこそ、派遣というスタイルで高い報酬を提供すべきだと思います。
政府はここ数年、格差社会を容認する一方で、セーフティーネットによる弱者救済を論じてきましたが、何一つ対応できていないのが現状です。
それができないなら、新たな需要を生み出す産業育成に力を注ぐべきですが、それすらも対応できていないのが現状です。
最後は個人の努力次第となるのでしょうが、社会というものを考えると、「それでいいのか?」と考えさせられます。
僕自身は、こうした社会情勢に左右されたくないので、今のようなスタイルを採っています。
あらゆる環境変化に対応できるスキルを身に付けると同時に、先を読んだ選択を心がけることが重要です。
そして、人的なネットワークを構築し、相互のサポート体制の中で難局を乗り切るようにしています。
恐らく、派遣社員の問題については政府も何らかの対応策を採らざるを得ない状況になってくると思いますが、抜本的な解決には至らないと思われます。
こういう時代だからこそ、自らを磨き上げる努力を怠らないようにしましょう!