■インバウンドの目標が・・・
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
本日の新聞に観光庁が掲げる「2010年までに外国人観光客を年間で1000万人にする」という目標達成が難しくなってきたという記事がありました。
10月の前年同月比で5.9%減という数字を根拠に算出すると、今年の年間目標である950万人の達成も困難ということのようです。
また、8月以来3ヶ月連続で前年割れしているということのようです。
10月の数字でこういう状況だとすれば、今後は更に厳しい数字になることは十分に予想されるので、2010年の目標達成についても悲観的な予測になったのだと思います。
国別では韓国が15.2%減、アメリカが14.3%減、オーストラリアが9.9%減、中国が5.0%減となっています。
海外の旅行会社などでは経営が成り立たなくなっているところもあるようで、状況が急に好天することは今の世界情勢を考えると当分ありそうに思えません。
日本国内の観光地でもインバウンド受け入れに積極的であったところは相当なダメージを受けており、今後が心配されるところです。
因みに、10月に日本から海外に出かけた旅行者の数字は前年同月比で9.5%減と厳しく、しかも18ヶ月連続でマイナスという有様です。
旅行会社の悲鳴が聞こえてきそうな数字です。
円高が続いているので、11月以降は少し好天するといいのですが・・・。
インバウンドの回復には旅行商品の値下げが期待されているようですが、元々安い料金を設定してグロスの数字で調整するという傾向にあるため、更なる値下げは宿泊施設などに大きな負担となります。
一方で、少し値下げした程度で状況が良くなるかといえば・・・?
世界経済が復活し、旅行にまでお金が周るまでには相当な時間を要すると思います。
そう考えると、少しぐらい料金を下げたからといって状況は変わらないと思います。
国内需要についてもインバウンドの数字の落ち込みをカバーするには相当ハードルは高そうで、世界同時不況の恐ろしいところです。
さて、こういう厳しい状況にありながらも、個別に見ていくと、宿泊施設などでは勝ち組みと負け組みの二極化が加速しています。
全体の需要が冷え込む時は、個別ではこうした二極化傾向が強まります。
単純な話で、普段から頑張っているところが勝ち残るということです。
更に言えば、「ブレない経営」ということだと思います。
今後については暫く状況を見守るしかありませんが、厳しい年末年始になりそうですね!