■地方店舗の閉鎖
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
全国展開を進めてきた小売&外食産業がここにきて地方の店舗閉鎖を加速させるという状況になっています。
景気減退と地方の人口減少という構造的な問題に従来型のモデルでは経営が成り立たなくなっているということのようです。
確かに、数年前までは大手が競って地方への進出を加速させていましたが、最近は・・・。
更に言えば、撤退が目立っているように思えます。
この現象は、地方の衰退を加速させる要因にもなっており、今後大きな波紋を投げかけるような気がします。
大手のロードサイド戦略により、地元の商店街が崩壊or消滅し、今度は大手が地方から撤退。
地方は本当に厳しい状況に追い込まれます。
比較的人口が多い地方都市と言われる地域が真っ先にこの洗礼を受けることになると思います。
人口10万程度の地方都市が想定されます。
大手の理屈でいえば、経営効率を考えれば当然の選択であり、地方での事業展開についての実験は終了ということだと思います。
地方の理屈でいえば、「今更、撤退なんて・・・」ということだと思います。
一方で、バリュー・クリエーター佐藤は、この問題を「地方にとってのチャンス」と考えています。
大手が撤退することにより、地場の中小にチャンスが巡ってきます。
どの地域も中心市街地が苦戦していますが、大手の撤退により中心市街地の再生がやりやすくなる可能性はあります。
ただし、地方にそれだけの元気とやる気と人材が残っているかが最大の課題です。
または、十分利益が稼げる見込み立つような新たな地方モデルを構築し、それを適用させるという方法が考えられます。
いずれにしても、大手の撤退とほぼ同じタイミングで対応していかないと、都市部への人口流出がさらに加速し、そもそものマーケットが消滅する可能性さえありえる状況です。
平成に入ってから、地方の顔が見えなくなり、どこに行っても同じ顔の街という感じでしたが、もしかすると(うまくいけば)地方の顔が復活するかもしれません。
サスティナブルな街づくりを目指すならば、是非、この機会に全精力を注ぎ込んで頑張ってみるべきだと思います。
観光地も同じような顔を作りすぎたため、どこに行っても一緒と思われるようになり、結果として観光客の総数が減少するという最悪の状況になっています。
個性を主張できない街は廃れていくだけです。
「田舎がいい」といっても、個性のない田舎は誰も振り向いてくれません。
ただ単に田舎ということであれば、そこら中に存在しています。
グリーンツーリズムなどが成立しないのはこうしたことが最大の原因であったりします。
今回の金融市場の崩壊を機に、今後、様々な状況変化が予測されますが、それによって従来のモデル崩壊はむしろ歓迎されるべきことかもしれません。
活性よりも再生の方が簡単です。
そして、そこには大きなチャンスが転がっています。
そのチャンスをモノにできるのは、あなたかも知れません!