■道州制の行方?
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
最近、地方再生・地域活性を語る中で道州制については避けて通れない状況になっています。
世の中の流れとしては、道州制の方向に行くことは間違いないと思われます。
バリュー・クリエーター佐藤の考えでは、道州制が現実になるには相当な時間を要すると考えており、一番の課題は「県」という行政単位の垣根を取り除けるかだと思います。
観光分野における広域連携の動きが活発になる中、一方で県境を越えた連携については現実的にたくさんの課題を抱えたまま前進することを妨げています。
この程度のことを前に進めることができない現実を目の当たりにすると、道州制について「???」という感じにならざるを得ません。
市町村合併は国の施策によってある意味「無理矢理やらされた」という感は否めず、結果としては現状では「???」という感じです。
地方再生・地域活性のために行った市町村合併が、当初予定していたメリットを出せないまま、デメリットだけが噴出しているといった感じです。
組織というのは、大きくなると責任感が薄れる傾向にあり、市町村合併もその流れだと思います。
「自分がやらなくても・・・、誰かがやってくれる・・・」
これが、地方再生・地域活性を鈍らせる最大の要因になっています。
市町村合併でさえ、この有様の中、果たして道州制は・・・?
それならば、どうすれば道州制がうまくいくのか?
答えは、「県」という行政単位を取り除けるかだと思います。
恐らく、「県」という行政単位を言葉だけでも残した場合、そこに帰属してきた様々なことを拭い去ることができずに、更に大きな単位の道州制は「絵に描いた餅」になると思われます。
市町村合併も、昔の市町村名を残したため、結果として様々な「しがらみ」が残ったまま、前に進めようとすると、誰かがそれを妨げるといったことが起こります(現実に起こっています)。
企業の合併でも同じですが、対等合併という場合であっても、昔の企業名を残した場合、合併後の社内に違和感を残したまま、様々な障害が発生します。
こうした大きな課題を抱えていることを分かっていながら、道州制を持ち込まないとやっていけないほど日本は難しい状況に陥っているのでしょうか?
一方で、日本が抱える様々な課題を道州制ということで本当に解決できるのでしょうか?
今のままでは、行政組織の大再編という目的のために道州制が実施されるだけのような感じがしてなりません。
もっと、活発な議論を繰り返していかないと、総論OKということだけでは・・・?
「考え抜くこと」が問われていると思います。