■国体の「おもてなし向上会議」 | バリュー・クリエーター奮闘記

■国体の「おもてなし向上会議」

みなさん、毎日をエンジョイしてますか?

バリュー・クリエーター佐藤です。


本日は、午後から日田市役所にて、この秋に行われる大分国体「おもてなし向上会議」があり、講師としてバリュー・クリエーター佐藤が講演を行いました。


演題は「まちに求められるホスピタリティとは?」です。


そもそも、秋に行われる国体がイマイチ盛り上がっていないので、市内の各組織の長を一堂に集めて一体感を醸成するという目的で講演を依頼されましたが、僕自身、国体について他の方々並みの意識しか持ち合わせてないので、結構困りました。


その理由は、国体参加者(観客含む)は観光客ではないからです。


色々な試算により、様々な経済効果が謳われていますが、どれも「絵に描いたもち」で、期間中の直接経済効果はかなり限定的です。


そのため、まち単位で盛り上がりがイマイチなのはある意味理解できます。


国体参加者は、たまたま国体というキッカケで日田市に来訪するだけであり、一般の観光客のように遊びに来ているわけではありません。


当然、期間中は宿泊や飲食、お土産などでお金を落とすのは事実ですが、限定的です。


しかしながら、だからと言って、約1万人におよぶ来訪者が日田市に入ってくるのは事実で、この事実をどのように解釈し、どう対応するのかが、まちに求められています。


そんな中、講演をしなければならない状況になったので、都市型観光地に必要な「ビジターズ・インダストリー」という概念を用いて、講演を行いました。


所謂、観光客という扱いではなく、来訪者として見たときに、どういうメリットがあり、それを獲得するために、どういう心構えが必要なのか・・・ということを説きました。


更に言えば、「全ての来訪者は顧客である」という考え方に基づき、街ぐるみのホスピタリティを提供することが不可欠であるということです。


また、本当のホスピタリティとは、迎える側と迎えられる側が感動をともにすることにあり、ただサービスすればいいというわけではありません。


そう考えると、国体だから特別なことを準備するのではなく、常日頃から全ての来訪者を観光客と同様に扱う姿勢が重要です。


このような内容の話を「おもてなし向上会議」に集まった方々にさせていただきました。


今回の講演は、国体を特別視せず、国体参加者を来訪者と言い換えることで納得感のある内容に仕上がりました。


どんな状況であろうと、講演を引き受けた以上は、内容の濃い講演を行うのがバリュー・クリエーター佐藤の信条です。


この秋、日田市を訪れる1万人の来訪者に対して、満足いただけるような「おもてなし」ができるかは、地域住民の「こころざし」にかかっています。


地域力が問われる瞬間です。


見極めたいと思います。