■都市型限界集落 PART2
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
本日の新聞で都市型限界集落の問題が取り上げられていました。
内容としては、北九州市の現状について書かれており、この10年で限界集落の数が10倍に増えたとのことです。
以前も、このブログで都市型限界集落の問題について取り上げましたが、今回の新聞記事を見て、改めて「限界集落」は地方の問題ではなく、日本全体の問題だと思いました。
■以前のブログ ⇒ http://ameblo.jp/vcs/day-20071208.html
前回は、高度成長期にできたニュータウンの問題を取り上げましたが、今回の北九州市の場合は、産業の衰退による若年層の流出が大きな要因です。
一世を風靡した産業が時代の変化に対応できず、衰退すると、少し遅れて「まち」の衰退が始まり、結果として若者が「まち」を去り、高齢者だけが取り残されて、地域コミュニティが成り立たないという流れになります。
凄く単純な構図なのに、打ち手がないというのが現実です。
地方における限界集落の問題は、長い時間をかけて今に至るという感じですが、都市型限界集落の問題は、「気が付くと・・・」といった感じがします。
急成長した分、衰退のスピードも速い。衰退のスピードが速いため、対応が遅れる。
バリュー・クリエーター佐藤の見解では、限界集落の問題は解決不可能と考えています。
限界集落化するスピードを緩めることは若干可能かもしれませんが、完全に解決するのは難しいと思います。
経済用語に「閾値」という言葉がありますが、限界集落においても、一定の閾値を超えたら、そのベクトルを逆にすることは難しと思います。
一定の閾値を超える前に、何らかの手段を講じることにより、限界集落化するのを防ぐことは可能かもしれません。
だだし、都市型限界集落の問題に関しては、一旦、地域が完全崩壊してしまうと、一定期間を経て、再生に動き出します。
これは、地方と大きく異なる点です。
都市はロングタイムで繁栄と衰退を繰り返しながら、継続します。
要するに、「場」としての価値が高く、中途半端な衰退状態では手が付けなれませんが、一旦崩壊してしまうと、扱いやすくなります。
地方においても、「場」としての価値がある地域は再生の可能性は十分あります。
都市型限界集落の問題は、今後益々深刻化していくと思いますが、それを前提とした上で、「場」としての価値を利用した再生計画を考えておく必要があると思います。
今後も限界集落の問題を注視していきたいと思います。