■小手先の地域活性施策について
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
最近、地域活性=○○○○ツーリズムといった風潮があり、改めて「大丈夫か?」と心配してしまいます。
特に過疎問題や限界集落問題を危惧して、その場凌ぎでツーリズム施策を取り入れる流れを見ていると、その地域は確実に過疎地域や限界集落に向かって加速していると見えてしまいます。
ツーリズムは小手先の地域活性施策に過ぎません。
その場凌ぎの、耳障りの良い、まやかしの言葉です。
もっといえば、マスコミ受けする言葉です。
でも、現実的にはツーリズムによって過疎問題や限界集落問題が解決することは絶対あり得ません。
行政の財政的支援と人的支援が尽きたとき、一気に負の方向に向かって加速します。
その時には、もう踏ん張る力は残っておらず・・・。
何故、そうなるのか? 答えは簡単です。ビジネスとして成り立たないからです。
今後5~10年以内に、多くの自治体が夕張状態になっているのは確実です。その時、国にはその状態を救済する力は残っていないでしょう。
そんな状態の中、呑気に「地域の活性にツーリズムを・・・」などと言っているようでは先が見えています。
ツーリズム自体を否定しているのではありません。
ツーリズムはそもそも余裕のある地域において提供されるべきもので、既に多くの問題を抱え、青息吐息の地域が提供するサービスでは誰も満足しないからです。
百歩譲って、瞬間的に人が来たとしても、満足しなければ・・・。直ぐに終わります。
グリーンツーリズムにしても農業が元気な頃(余裕のある頃)に手を付けておけば、きっと成功していたでしょう。
でも、現実的には、農業では生活がままならないので、観光的視点を入れて・・・。うまく行くわけありません。
観光地も然り。青息吐息の観光地に人を呼び込む力はありません。人は綺麗な宿泊施設、整備された自然環境を望みます。
そういうことができていない観光地はいくらPRしても限界があります。
厳しいようですが、現実です。
だからこそ、横道に逸れず、本業を磨くことだけに専念するべきです。
農業で言えば国以下の行政組織が農業施策に失敗し、そのツケを小手先のツーリズムという言葉で逃れようとしているだけです。
馬鹿の一つ覚えのように施策の中にツーリズムを謳う行政・政治、それが然も地域活性の伝家の宝刀かのように煽り立てるマスコミ、5~10年後どんな顔をしているのでしょう?
地域活性の本質は「やるべきことを地道にやること」です。その地域の本質を見極め、それを成功に導ける優秀な人材を投入することが成功の秘訣です。
そういうことが理解できるリーダーをTOPに据えるべきだと思います。
あなたの地域のTOPは大丈夫ですか? ご確認ください!