■ビジネスリーダーに求めること Part8 | バリュー・クリエーター奮闘記

■ビジネスリーダーに求めること Part8

みなさん、毎日をエンジョイしてますか?

バリュー・クリエーター佐藤です。


さて、今回は、バリュー・クリエーター佐藤が唱える「ビジネスリーダーに求めること」シリーズの第8弾「ビジネスリーダーに求めること Part8」です。


今回のテーマは「決断」です。


組織リーダーは常に「決断」に迫られます。


組織リーダーの仕事は「決断」することといっても過言はありません。


「決断」といっても、簡単に判断できるものから、限界まで悩んだ挙句に判断を迫られるものまで様々です。


限界まで悩んだ挙句に判断を迫られるケースは組織リーダーの資質が問われます。


「決断」には「責任」が伴います。


中には、「責任」というプレッシャーに負けて、中途半端な「決断」を下してしまい、取り返しのつかない結果を招いてしまったという話をよく耳にします。


なぜ、そうなってしまうのでしょう?


以前、「ビジネスリーダーに求めること Part4」で「正確な海図」のみが正確な「決断」に導いてくれると書きました。


そして、このプロセスの中で、情報整理術を駆使し、正確な優先順位付けを行うことを「バランス」と呼びました。


「決断」で失敗する組織リーダーの多くは、「正確な海図」が正確でない(=未完成)まま、ビジネスをスタートしています。


そのため、途中で迷ってしまい、行ってはいけない方向に走ってしまうのです。


「決断」で失敗する要因のひとつに、誰かに相談して決めるという行動をとってしまうことが挙げられます。


組織リーダーとは、そもそも孤独な存在であり、 「決断」とは自分自身で勇気をもって判断することに他なりません


誰かに相談すること自体は必要ですが、「決断」を下す場では自分一人でいるべきです。


なぜなら、全ての責任を負うのは組織リーダーだからです。


それから、大きく舵を切る場合に下す「決断」よりも、小さく舵を切る場合に下す「決断」に気をつけてください。


大きく舵を切る場合は、次に進む方向が分かりやすいため、メンバーも理解しやすいのですが、小さく舵を切る場合、進む方向が変わっていることに気づかないケースがあります。


「決断」を下した後は、全員がその「決断」を理解し、全力でその方向に向かって進む必要があります。


組織リーダーは「決断」を下すまでのスキルも求められますが、同時に「決断」を下した後の行動が重要です。


そのために、以前、お伝えした「背景マネジメント」が必要になってくるのです。


今回は「決断」についてお話しました。


みなさんは、「決断」を下す時、迷わず行動に移せていますか?これを機に、一度振り返ってみてください。


更に詳しいことを学びたいかたは、是非、バリュー・クリエーター佐藤まで連絡ください。

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