以前に記事にしたルネ・カントンという人物について。 ルネ・カントンっていったい誰? カントン氏が輸液療法の初期の時代の貢献者の一人である可能性があるそうで本当のところってどうなの?
なんて疑問もあったので調べてみました
海水療法を行ったのは20世紀の初期の話だそうですが、 19世紀末には既に生理食塩水にカリウムやカルシウムを加え浸透圧を調節した細胞外液のリンゲル液が開発されており、 カントンさんの輸液療法への貢献はあったとしても小さいものだったみたいなんですよね。
でも、カントンさんの海水療法が現代においても代替医療として利用可能であるからこそ、
アンプルという形で今も販売されているんだと思うんです。

こういうやつらしい。

こちらうちの家族が愛飲中のカントンアイソトニック。
そんなカントンさんが行った実験のなかで、もっとも有名と思われるのが
「カントンの犬」と呼ばれるものです!!

忠犬ハチ公じゃないよ!(下は晩年のハチ・・・らしい)



もういっちょ繰り返しますが、パブロフの犬でもないよ!

こちらパブロフ氏。私的にはカントンさんのほうが好みだわ。。。

カントンの犬とはその名の通り、カントンさんが飼っていた犬が病気になったことから、 犬の血液を3分の2ほど抜き取り、90分かけて、犬に海水約3・5リットルを注入したという実験のこと。 海水を注入した犬は腹部がふくれ、グッタリして体温も下がり、腎臓排泄機能も弱まり、生命活動が低下してしまったものの・・・



「パトラッシュ・・・なんだかとっても眠いんだ・・・」byフランダースの犬 なんと!実験から4日目に減少していた赤血球が次第に増え、実験5日後にはすっかり回復し、元気を取り戻し体重も元に戻ったんです!

海水によって、細胞生命は完全な状態で生きることをカントンは証明したんですね そのほか、海水療法での功績としては、1907年に初めてのクリニックをオープンしてから、血液の濃度まで薄めた海水を病人に輸血し、1910年までにフランス国内で約70ものクリニックを開け、50万人以上の命を救ったというもの。 こういう動画も発見しました。
カントンさんについていろいろと調べていると賛否両論あるようですが、
輸液療法の初期の時代の貢献者の一人というのは事実ではないかと推測できるのかな~と。。。 私自身が海水飲料で健康を保っていることもあって カントン以外にも海水がもたらす効果についてもきちんと調べてみようかな
次回は海水がもたらす効果ってどんなものなのかを書いていきますね
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