最近、米国VCが日本と関わりのあるFundレイズを行った。

その一つが米大手DFJのDFJ-JAIC Technology Partners、
そしてもう一つが日本でも投資活動しているDCMのアンドロイドアプリ向け
のファンド である。

過去、欧米のVCが日本に進出しては、投資ロットや投資手法(優先株)
が欧米と異なり、悉く撤退している。
唯一、当方の記憶で欧米VCとの連携で成功しているのは、グロービス
の初期のファンドのエイパックスと組んだファンドくらいではなかろうか。

そんな中で、DFJはこの数年間、投資社数において全米トップクラスの米大手
VCであり、日本のVCと手を組むのは初めての試みであろうから非常に楽しみだ。

アンドロイドアプリファンドは、KPCBのiFundの真似だけど、他にも既に参入
しているVCもありそう。。。

また、最近の日経新聞の記事にも掲載されていたが、エンジェルラウンドの
投資ファンドも続々と組成されている。

米国のExitマーケットは、近年シリーズAやBでGoogleやMS,Appleなどに買収
されるのでエンジェルラウンドで投資し、そして早期回収ということで売る。

日本でも創業段階から出すエンジェルファンドもポツポツと出てきているが、
Exit先の層が薄いのが問題点。欧米の企業が買収するあればチャンスは拡大
するのだが。。。