尾高忠明 宮田大 チャリティーコンサート2015 「悲愴」 | 子どものためのチェロ教室

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昨日の続きを。


『尾高忠明 宮田大 チャリティーコンサート2015』

曲目は
モーツァルト:交響曲35番『ハフナー』
サンサーンス:チェロ協奏曲第1番
チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』

でした。一番のお目当てはもちろん宮田大さんのサンサーンスでしたが、まずは『悲愴』について。

この曲は廣岡がまだ高校生だった頃に始めて弾いたオーケストラ曲。
なのでとても思い入れがありますし、気付くといつの間にかチェロパートを聴いていたりします。なんだかんだと、4,5回弾いているのではないでしょうか。

尾高さんの指揮は取り立てて何か変わった事があるわけではないのですが、最後まで楽しく聴けました。
ところどころ、「あれ、ここ、こんなハーモニーだっけ」と思うところがあり、それはねらったものなのか、集中して聴いていたのでたまたま耳に飛び込んできたのか。
とにかく、この曲の美しいところをいくつか発見できたのはうれしい事でした。

それで思うのはやはり音程の良さは大事だと言うこと。
やはりプロオケ。音程は清潔です。
そうでなければ、ハーモニーの美しさも聞こえてきません。
それから、4楽章冒頭の主題のメロディー。ここはメロディーが一音ずつパートを分けて書いてあるというけったいな、もとい、よく考えられた形をしているのですが、音程がいいとやはりメロディーがきれいに聞こえてきます。
音程がきれいというだけで音楽が伝わってくるということもある、そんなことを改めて感じました。

しかし、3曲通じてですが、オーケストラのアンサンブルが乱れることが多々あり、それはちょっと残念でした。座っていた場所による物かもしれませんが。近かったので、時間差があったのかな?後ろに座っていれば、きれいだったかな?

あと、これは日本のオーケストラ全般に感じることなのですが、音楽的に中庸な部分、アンダンテというか、メゾフォルテというか、そういう箇所で音楽が散漫になってしまう気がします。

でも楽しく聴かせていただきました!全体的にきれい、という印象でした。

一番のお目当て、サンサーンスの協奏曲についてはまた今度。

 
 

 
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