ブラームスチェロソナタ 卒業録音 | 子どものためのチェロ教室

子どものためのチェロ教室

3歳くらいから小さなチェロでレッスンしています。
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まずは見学に来てみてください。
楽しくレッスンしています。
教室の様子はテーマの「教室紹介」「レッスン紹介」からどうぞ。

しばらく前になりますが・・・。

8/2にスズキ・メソードチェロ科の最終課程のブラームス 「チェロソナタホ短調」の卒業録音をしました。場所は瀬戸市の「あんのんホール」。

翌日から夏期学校が始まってしまい、書き込みが遅くなりました。

卒業録音したのは中学2年の女の子。3年前になくなられた、久保田先生(廣岡の先生でもあります)から引き継いだ生徒さんで、とてもかわいがっていらっしゃいました。ここまで成長して喜んでくださっていると思います。
彼女は来年受験をして、その道の学校へ進む予定です。
すでにコンクールもいろいろうけて、結果も出しつつあります。期待しています。

ブラームスのソナタはとにかくピアノとの掛け合いが多い曲で(ブラームスの初期~中期の作品に特に顕著な気がします)、ピアノとのあわせが大変でした。
普段、ソロの曲ばかり練習していると、なかなかこのようなアンサンブルを意識することが少ないのですが、今回ばかりはそうはいきません。ピアノの先生にも助言をいただきながら、じっくり練習しました。
あと、この曲はなんと言ってもチェロの音が聞こえない!3楽章のフーガにしてもだいたいが中声部にあって、ピアノの音に埋もれてしまうのです。もしかすると、ブラームスの作曲した頃のピアノでは十分バランスがとれていたのかもしれません。でも、現在はピアノも大きくなり、音も大変大きいので、がんばって弾いてもらうしかありません。

ピアノの先生にはただでさえピアノパートが難しいところ、音量バランスまで気を遣っていただいて、大変なご苦労をおかけしました。

彼女も中学生となり、緊張との戦いになってきました。小さな頃は皆いつも通りに、いや、いつも以上に力を発揮して演奏が出来るものですが、成長してきていろいろ考えるようになってくると、だんだん緊張するようになってきてしまうのですね。
しかし、彼女も幼稚園の頃から発表会のステージにのってきましたから、何度か繰り返しているうちにどんどんほぐれてきて良くなってきました。

そして、結果はとても良い録音ができました。良い評価がいただけると思います。

この録音で彼女は廣岡クラスからもいったん卒業です。
一所懸命勉強して、経験もたくさん積んで、大きく飛躍してくれると思います。

楽しみにしています。

 

是非一度、見学にどうぞ。
レッスンのお問い合わせは
 
naojo@bridge.ocn.ne.jp / 090-7436-2484 (廣岡)まで
スズキ・メソード音楽教室のホームページ http://www.suzukimethod.or.jp/ も是非ご覧ください。