余命宣告する場面を
今日初めて経験した。
患者さんのご家族に
現状についての
医師からの説明の場に
入らせてもらったん。


胃癌。52歳。女性。
検査データから
余命は2~3週間って。
だいたいの目安であり
本人の生命力によって
変わってくる。
けど、検査データから
導き出した余命。
先生は、わかりやすく
説明してた。

けど当然、旦那さんは
呆然としてしまって。
遅れて入ってきた
娘さんは余命だけ
聞くことなっちゃって
『このデータから
なんでそんなことが
わかるんですか』
って若干怒り気味。

先生、再度説明。

最初は受け入れれん
感じやったし
イラついた感じやった。
けど、
『お母さんの思うように
してあげたいし』って
一言ゆうた途端に
涙溢れ出してた。
旦那さんも目が真っ赤。


患者さん本人には
余命については
話さんとくってことに
なったんね。

うちの考えとしては
患者さん自身が
治るつもりでいてるし
そんなつもりで
いてるからこそ
後回しにしちゃってる
用事とかあると思うん。
もし、寝たきりなって
『~しときたかった』
って思って欲しないから
本人にも余命を
伝えて欲しいんやけど…

ご家族的には
本当のことを伝えて
ショック与えたくないし
治るつもりでいるから
本人が望むなら
最後まで『治療してる』
だから『治る』
ってゆう希望を
持たせてあげたい
って考えてるん。



何が正解で何が間違い
とかそぉゆうのんは
ないんやけど。

なんやろ…

実際そぉゆう話してる
空間ってのを初めて
経験したんやけどね。
本当に空気重くて…
ご家族もいろいろと
悩み、苦しみ、考えて…
そして出した答えって
身に染みて感じたん。



『そぉゆう考えも
あるんやな-』

『たくさん悩んで出した
答えなんやから
その通りにできるよう
関わっていかんとな-』

ってすごい思った。



今までの自分は
自分の理想像を
押し付けてたんかも。
そんな気がする。





自分の母親が
余命2~3週間って
宣告されたら
どぉ思うやろぉか。
どぉ感じるやろぉか。

本人が治るつもりで
いる場合なら
どうするやろぉか。
真実を伝えるのか。
伝えず隠し通すのか。


そんなこと考えたら
すごい辛くなった。




詰所に戻って
感極まって、号泣。
感情移入してもて
すっごい辛くて
たまらんかった。


余命宣告されたご家族に
なんて言葉かけを
すればいいのかなんか
全くわからん。
2~3週間なんか
ほんとに短い。

この期間の間に
患者さん・ご家族共に
後悔しない日々を
送って欲しい。