Private Eyes, Kiss On My Listのような明るいポップだけが、ホール&オーツの曲じゃありません。今日の3曲は、どこかしらに憂いがあり、そこがホール&オーツだからこその色気です。
Daryl Hall & John Oates "Do What You Want, Be What You Are."
よくこんなに高い声が出るなと感心します。その高い声も決してぶれていなくて、太くて甘い感じがします。
Daryl Hall & John Oates "Open All Night"
華やかな曲が多いH2Oの中にあって、数少ないマイナー調の曲。最後にストリングスの音色を使ったアナログシンセ(たぶんProphet5だと思う)のアレンジが非常に凝っています。
Daryl Hall & John Oates "So Close"
ホール&オーツの中では一番聞いている曲だと思います。今の自分の気持ちを最も表しています。女性が時間が止まってほしくてコインをジュークボックスに入れる描写があります。その歌詞の部分を聴く度に、40へ向けて老いが怖い自分のように、今の時間を止めたい気分になります。全てを朽ち果てさせていく時間の流れって残酷ですよね。そんな残酷な時間の流れを止めたくって、僕も毎晩音楽を聴いて、その瞬間だけは時間の流れを止めています。
