日本ソルフェージュ研究協議会のイベントのため、上野の母校に行ってきました
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今回は指揮者のソルフェージュという事で、日本を代表するマエストロの高関さん、迫さん、下野さんから、指揮者としてのお立場からのソルフェージュについてのお考えや実体験などのお話を聞かせていただきました

つねにスコアとにらめっこしていらっしゃるマエストロたちは、やはり我々演奏家以上に楽譜の奥の奥まで深く読んでいらっしゃるという事が、改めてよくわかりました

とっても興味深いお話を、たっぷり2時間以上聞かせていただき、ソルフェージュについて私自身も改めていろいろ考えなおす事ができました

会場の芸大6ホールは、ずいぶん綺麗に改装されていました
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我々の学生時代とは大違いで、暖房も良く効いていました


イベント終了後は、恩師の茂木先生にお誘いいただき、図々しくも懇親会にまで出席…
懐かしの学食で、3人のマエストロと日本のソルフェージュ界のとっても素晴らしい先生方と、いろいろなお話をする事ができ、本当に有意義な時間でした
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懐かしい、大浦食堂のサンドイッチ


ソルフェージュ…、やはり演奏家とは切っても切り離せない大切なもの…
今後、自分が演奏する場合においても、また生徒に指導する時にも、もっともっと音楽の根本にある大切な事を見落とさないように、譜面によく向かい合わなければいけません

今回の日ソル研のレクチャーも本当に良い勉強になりました

高崎に行っている間、弟のところに第一子が誕生しました

というわけで、私もついにオバサンになりました

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はじめまして…ベイビーちゃん
なんてかわいいの~

早速オバ馬鹿炸裂のブログでした


あっ、上京してきた母がお土産に買ってきてくれました
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メジャーに移籍するマエケンのグッズの在庫処分品かと思ったら、どうやら『さよなら、マエケン』の貴重な記念商品だそうです

昨夜は楽しみにしていた、アラン・ギルバート指揮の群響定期公演でした
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3日間のリハーサルで、マエストロとオーケストラの距離が見る見る縮まってきて、本番が待ち遠しく思うほどでした

今回のプログラム…、本当にギルバート氏らしい選曲でした

1曲目のアダムス作曲の『The chairmans dances』この曲は本当に面白い曲でした
このような「ミニマル音楽」は演奏者にとってはリズムがトリッキーで、かなりの集中力とソルフェージュ力を問われる曲でしたが、アダムスのコミカルな音楽をマエストロがさらにデフォルメしたような感じに作り上げてくれて、弾いててもドキドキワクワク本当に楽しかったです


2曲目は、ショスタコーヴィチのチェロコンチェルトの2番

ソリストはマエストロの奥様、カイサ・ウィリアム=オルソンさん

私は曲降りだったので、ゲネプロをじっくりと客席で聞かせていただきました
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ショスタコーヴィチのコンチェルト…1番は演奏機会も多いのですが、今回はあえて地味な2番…

地味というか、暗いイメージのこの曲ですが、1曲目のアダムスとの対比がとっても面白かったです
いかにもギルバート氏らしいプログラミング
ご夫婦共演というのもステキでした


そして、メインはチャイコフスキーのシンフォニー2番『小ロシア』

この曲…久しぶりに弾きましたが、なかなかいい曲ですね
チャイコフスキーのシンフォニーというと、どうしても4、5、6番のイメージが強いですが、それよりは軽めの作品で、でもその中にチャイコフスキーらしさが詰め込まれてる感じの曲です

そういえば、チャイコフスキーの3番って聴いたことないなぁ~
どんな曲なのかしら?
演奏されてるのを見た事も無いし、CDも我が家にはありません…


そんなこんなで、楽しかったギルバート氏との日々は終了しました
やはり、彼のアイディアは素晴らしかった
ニューヨークでは賛否両論の様ですが、私はやっぱりギルバートさんの音楽好きです

今回、こうして再び彼の棒で演奏する事ができ本当に楽しかったです
このような機会を与えてくださった群響さんに感謝

2週連続の高崎でのホテル生活もこれにて終了
やっぱり我が家が一番です