歌手の小椋 佳(おぐら けい)さんが
(本名 神田 紘爾さん)
まだ第一勧銀に勤務しながらの
歌手をやっていたころのオフィスの風景が、
NHKアーカイブスか何かで
放送されたことがあります。
おそらく第一勧銀の本店で、
1970年代後半だと思いますが
見ていて、すごい違和感がありました。
当時としては近代的なオフィス風景のはずで
写っている人々もエリートばかりの
はずなのですが、
見た瞬間
この絵には、本来あるべき何かが欠けている・・
と思いました
そう、感のいい方ならもうわかる
各人のデスクの上に
「1人1台パソコン」がない
それどころか
だれの机の上にもノートパソコンがない
考えてみれば当然でして
ウインドウズ95というくらいですから
パソコンがポピュラーになるのは
95年(平成7年)くらいの話ですから
その前は、ウインドウズ3.1とか
100万円くらいかけてNECの98ノートを
そろえるマニアとかが周囲にちょっといたくらいです
各人の机に
ほぼパソコンがある状態というのは
会社によって多少は前後するかもしれませんが
おそらく2000年(平成12年)くらいからのはずです
ちなみに
携帯電話普及率が急速に高まったのも
このあたりからですね
何せこのレトロなわたしが買ったぐらいですから。
今でもはっきりと思い出すのは
当時住んでいた行徳の
ドコモショップのはたちくらいのおねえさん
本来は、携帯など持つつもりはないという
ポリシーなのだが、
わたしが、父の不幸の関係で
仕方なく「連絡用に」持たざるを得ないということで
初めて携帯電話を買いに行った際に
「ほんとは持ちたくないのに」とか言ったり
「電話だけでいい、パソコンでやるから
メールはいらない」などと言ったら
そのおねえさんは
すでに中年のおっさんのわたしに
「こういうものは、
使えば、使ったなりの便利さを
実感できるものですから
先入観を持たないで1度使ってみてください
標準装備だしメールもつけておきます
(自分では)決められないでしょうから
機種も色もわたしが選んであげます」
などと
「ちゃっちゃっ」とことを進めたのでした
当時は
「余計なお世話を、この小娘が」
などと思ったのですが
年の割に、ある程度以上の
IT生活をおくっている今では
とても感謝しております。
「決め打ちがかっこいい店員さんでした」

