その中年の女性(アラ・フイフィティ)は、わたしが講師をしている「創業支援講座」に、
3つ続けて顔を出している方でした。
いずれも主催者こそ違う講座でしたが、
さすがに3回目の講座のときは
ついこちらから声をかけてみました。
「またお会いしましたね。いつもありがとうございます。それにしても本当に熱心ですねえ。何かしらの開業をお考えですか?」
たしか、市民講座シリーズ「女性のための開業講座」のひとコマした。
ふつう、その類の講座は、50名~80名くらいが定員で
しかも、いつもほぼ満員になるのです。
しかし、「教養の一環」というか「お気楽に考えている方」のほうが大半なので
真剣に開業しようと思って、受講に来る方は、実は一割もいません。
ところが、その女性は
「課長さん、実はわたし、どうしても相談に乗っていただきたいのです。
わたしはもう20年近く、「住みこみ」である会社の寮母をしています。
早くに離婚し、わたし1人で娘を育ててきました。
その娘はもう短大生になり、今度はわたしが永年の自分の夢を実現したいのです。
しかし、開業計画の立て方自体もよくわかりませんし、お金もあまり持っていません。
それでも、何としても・・・(長い熱心なトーク)・・・なので、
ぜひぜひ、よろしくお願いします。」
いつもセミナーのあとは、職務がら
「いつでもどんなことでもご相談ください」
と言っていた手前もあり、
「もちろんですよ。
じっくりとご相談に乗らせていただきますよ。
なんならあすの午後、わたしの会社にいらっしゃいませんか」
と言ってしまいました。
それが、
某カレッジのキャンパスそばで、
「昼はランチ、夜はライブ喫茶、兼女性(女子大生)専用のアパートを持ちたい」という
かなり?無謀な開業計画の始まりでした。
(つづく)
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