企業の経営計画を、社長だけでなく、従業員も参画してみんなでつくりましょうというやり方があります。


いわば、全員参画型の経営です。

経営コンサルの1つの手法にもなっていますし、わたし自身そのまねごとのようなことをやったこともあります。


その中身を簡単に言えば、


経営者だけではなく、「ここは、わたしたち=自分たちみんなの会社」とのコンセプトのもと、


このコンセプトにより、「企業の全体像」がわからない、単なる「コマ」や「歯車」ではなく、社員一人ひとりの意識が高まって、力強い企業をつくることができる、


社員全員で、経営の全体像を把握して、会社全体の中における「自らの役割」を自覚する、


上から「やらされている」というサラリーマン根性(サラリーマン意識)を、自分たちが「会社を動かしているんだ」という「経営者意識」へ転換していく。


創業からある程度の規模まで企業を発展させるのに1つの理想的な姿というかやり方です。


が、現実的にはなかなか導入して実行・完成していくのは難しくもあります。


どんな高給取りのサラリーマンであっても、低い賃金に甘んじている人であっても、経営者ではないわけですから、多かれ少なかれ、「サラリーマン根性」が抜けるということはまずありません。


~やってもやらなくてもいっしょなことはなるべくやらない~

~頭では「理想の姿」はわかっていても、体はついていかない~

~やるのはわたしではなくほかの人であるべきだ~

~悪いのはわたしではなく、「ほかの人」か「経営者」である~

~懲戒に抵触しない範囲(しかられない範囲)では、一応がんばってやっておこう~


こういった考えの人は決して少なくありません。


また、「給料・賃金」はご存じのとおり、衛生要因(サニタリーファクター)ですから、


※衛生要因=まさに、「衛生面」と同じで、きちんとやっても、料理の味がアップしたり、何かごほうびがあるわけではないが、いいかげんに扱うと、食中毒を起こしたりといった大変な事態を引き起こしてしまう要因のこと


社長が、給料を「こんなにあげてやった」つもりでも、


かんじんのもらった本人は「(この私が)給料が上がるのは当然だ」と思っています。


仮にアップしたことに感激したとしても、その効果は最初の1~2か月だけで、以降は、(その金額はもらって)当然の既得権になってしまいます。


もし、もう1度もとに戻して下げたりなんかしたら、それこそえらいことになります。



それなら、いっそのこと、上げても感謝されないんだったら、給料を「横ばい」「据え置き」にしてもOKかといえば、それはそれで「サイレントな不満」を刻々と蓄積させてしまうだけで、いずれどこかで大爆発します(これを衛生要因という)。


日本人だと、「今月から3倍の給料にしてやる(~ありえませんが)」ぐらいの大幅アップでようやく、衛生要因ではなくなる(=ずーっと感謝してもらえる)のだという調査もあるそうです。



さあ、会社を発展させよう!だから「あれもやれこれもやれよ」と旗を振られて、指示されても「そんなにやれやれ」って言われるほどのお金(賃金)はもらってないよ」というのが、まさにこのサラリーマン根性ですね。


この意識、昔は、わたしも人並み以上にたくさん持っていました


でも実は、今はまったくありませんのですよ。


もしそんな感覚でいたら、お客様からまったく相手にされなくなり、すぐに倒産してしまいますのでね。


今は、時間を問わず、手間ひまを問わず、常に能動的に人より早い1歩を踏み出すしかないのですわ。


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西山経営労務事務所