4月はクロスパル新潟での無料相談会(週一午前中)は、ためしに土曜日にしてみました。
つまり、今日でしたね。
施設自体の予約状況は満杯。さすが土曜日。
わたしのお客様はお1人でした。
さて、タイトル=今日の「裁判(口頭弁論)での発言はオールマイティ」・・・なんのこっちゃですね。
以前はよく、裁判所に出廷して、裁判に出ていました。
「口頭弁論」のことです。
もっとも、その当時わたしが居たのは金融機関でしたので、裁判とはいってもほとんどが「貸金訴訟」ですし、かつ「原告として」ですが。
何百回も出廷すると、だんだん慣れてくるというか、被告側にちょっとこわもてな弁護士さまが出てきても、あまり動じなくなります(というか弁護士の方も、はじめから結論が決まっているような貸金訴訟なんてあんまりお金にならないと思っているのか淡々とやっている)。
自分のところの顧問弁護士に、軽く事前相談しておいたりするだけで平気になっていました。
・・・しかし、初出廷のときは大失敗をしました。
誰も教えてくれる人がいなかったので、法定で、緊張しながら、ただ裁判官のいうことに「ハイハイ」言っていたら、いつの間にか、損害金をほとんどおまけするような「判決文」になっていました。
はじめから「免除するつもりで」社内で先に稟議にかけて、それを通してから、弁論に臨むのであればそれでもOKなのですが、
「上司の許可もなしに、裁判で、部下が勝手に損害金をカットして裁判を終えてきた」という状況になってしまいました。
さあ大ピンチ、(当時はないこの言葉はまだ流行してませんが)コンプライアンス違反だの嵐。
実際には、いくら全額回収するような判決文をもらったからといっても、元金の全部や、まして利息・損害金までは取れないことがほとんどなのですが、自分で勝手にカットしてくるのはそれとこれとは別の大問題。
(今思えば、いくらでも方法はあったのですが)当時は「これはクビかな」なんてまで覚悟してしまいました。
判決が確定している=わたしのミスも確定している
かなと思っていました。
すると、日頃はほとんど交流のない、ある古参職員の方が、わたしのところに来て
「相手方に、もう1度頼み込んで、「即決和解」に持ち込んでみてはどうか」とアドバイスしてくれました。
即決和解?
初めて聞く単語でしたが、必死に勉強して、書類も全部自分で作成して(訴訟もそうですが、これも意外と簡単でした)
しかし、相手方は、裁判を起こされた相手から今さら何か依頼されても、もう怒っていてまったく相手にしてくれません(形式上は相手が敗訴している)。
ましてや、この期に及んで、損害金がプラスされるような条件に改悪されるのですからね。
しかし、何回か話を持っていって、お願い(変ですが)して、ようやく相手方が折れて、「即決和解」することに、同意してくれました。
裁判官が、判決で示した分割案の毎月の1回分の金額が、その方にはやや高すぎて、とにかく、少しでも返済期間を長く=月の金額をなるべく小さくしたかったらしいので(同意)したのでした。
ほぼ希望とおりにしてあげて、しかし、損害金はカバーするような内容に、リカバリーして、即決和解しました。
和解費用も(信じられないことに)各自弁になりました。
実際の実務としては、元金を全部完済してもらったあとは、(利息損害金は)どこまで回収するかは、相手方のそれまでの誠意や窮乏状態に応じて個別判断をします(もちろん1円も負けないこともあります)。
法的には(執行力としては)、判決分も、即決和解調書も同じです。
なので、ようやくここで、自分のミスがカバーされたのでした。
結果として、その方は、新条件=「かなり低くなった毎月の割賦金」を3~4回しか払わずにそのまま放置しました。
わたしは、(いろいろと交渉があった上の)約1年後、
即決和解調書に基づいて、その方の連帯保証人(息子)の給与を差押えしました。
「会社にいられなくなる」と言って、その息子さんは東京からすっとんでわたしのお店にやってきました(当時わたしは地方支店在)
息子さんが、「元金のみ」をちょっきり「一括で支払う」ということで、残りの利息損害金はすべて免除してあげて(相当額になっていたが)、差押えは解除しました。
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