(未経験だけど自分の「夢であること」で独立して仕事にできないの?)
といった難題・課題をものともせずに、開業した方はもちろん数多く存在します。
たとえば、自分の「夢」を事業にするための「事業計画書」「将来の事業構想」を紙にまとめて、まず自分のことを「最も支援してくれる(可能性のある)方」に見せる。
すると、その方から、山のように問題点を指摘されるし良いアドバイスももらう。それをもとにして、さらに調べた考えたりして「事業計画書」を作り直す。
そして、それを、「次に支援してくれる方」に見せる。
すると、その方からも、さらに、問題点を指摘されたりアドバイスもいただく。
これをもとに、自分でさらに調べたり考えたりして、事業計画書にまとめ直す。これをまた3人目の方にお見せする・・・・
・・・を繰り返していくうちに、最初の(つたない?)事業計画書の中身が、どんどん精緻になり部厚くなっていく。
さらに、何人(可能ならば何十人)にも見せてアドバイスをいただくうちにいつの間にか「すごい」事業計画書になっている。
そして、最後の方からは「この事業(計画)はすばらしい。これならぜひ支援しよう」と言われる。
最初の方に見せた方からも「その後どうなったか」と聞かれて、やはりプレゼンに行く。
自分のアドバイスを受けて、「(その後)こんなにも立派な計画にまで高めることができたのか」感動されて、その方からも「ぜひ支援させてくれ」と言われる。
わたしは、前職が、創業支援の金融機関にいましたが、金融機関がまったく相手にしない夢物語のような事業計画を、こんな風にしていって、金融機関から借り入れすることなく(できず)、自己資金も少ないのに、多くのご支援や出資を勝ち取って
開業にまでこぎつけた方を知っています。
趣味やボランティアなどの中から見つけた「自分の理想の生きかた」を貫いて開業する方。
それはまさに「夢の実現」なので、モチベーションはそうとう高いです。
でも、技術やノウハウについては、勤務経験や長年培ったもの=「自分の強み」のある方に比べると、決して優位性があるとは言えませんね。
これまでの勤務先とは「異なる業種」での開業になりますから、よりいっそう「販路の開拓」が成功の鍵をにぎることになります。当然、異業種の知識やノウハウをかなり学ばないといけません。(勤務経験などを生かした開業の方以上に)開業してからも毎日が勉強になります。
その勉強の中には(夢を追っているので)自分が提供する商品やサービスの評価が「甘くなりがち」であるということを、含めての勉強も含みます。
最も大事なのは、「お客さんにとってのニーズ」を冷静かつ客観的に分析できるかということになります。
この事例の方
は、前職は「自動車メーカー(営業)勤務20年、だそうです。
まったく経験のない業種で開業して成功されています。
当然、開業当初は赤字続き、苦労が絶えなかったようです。
しかし、前業界からのヒントを得て、今の業界の常識を覆すやり方(無店舗販売・法人顧客への特化でもロスカット)や独自商品・サービスの工夫などにより成功されています。