Vリーグ創設と松平康隆が最後に見た夢
webスポルティーバさんでの4日連続掲載、今日がラストです。
Vリーグ創設と松平康隆が最後に見た夢
今日になって、あ、そうだ、せっかく編集さんがつけてくれる毎回のタイトルがあるんだから、それを出すべきだった。と気づきました。うーむ、遅い。
今日の部分も、なかなかに難しい題材でした。堺ブレイザーズの小田部長と、日本バレーボール機構の会長木村憲治さんにお話を伺いました。
堺ブレイザーズの小田さんは、モントリオール五輪出場の名センタープレイヤーでしたが、現在は、ペルシャの遺蹟のきんきらきんの寝室を見て、「これならブレイザーズの寮の方が豪華やで」と笑う豪快なおっちゃんになられております。
小田さんに帰りしなにお聞きしたエピソード、本筋じゃないんですけど、いかにも松平さんらしいところが出てるので、よかったら読んでみてください。
この部分は、賛否両論あると思います。でもああされたということは、著書の中でも「私のやり方」としてあちこちに出てきますし、大古さんも「松平さんは、こうと決めた選手のことは、勝負を二の次にして出してくれって頼んで、解説では褒めちぎってたね」と仰ってたので、本当のことなんでしょうね。
本当はこれ、監督編で出したかったんですけど、流れと分量の関係で4回目の端エピソードになりました。
もう二つ、監督編で出したかったけど出せなかったことがありまして、その一つ目が、「全日本の監督に就任して、一番最初に決心したことは、雇われ監督にはぜったいならない、選手たちは自分で発掘し、育て上げなければならないということだった」(「負けてたまるか」より)というもの。これも何冊かの著書のあちこちに出てきます。でも、今ぱっと引用できないんですが他の人が育てた選手であっても良い選手であれば使うとも書いてらしたのですが、「負けてたまるか」の序盤に出てくる、そして何度も出てくるこの「自分で発掘し、育て上げなければならない」というのは強烈な印象に残る松平さんの信念ですね。
もう一つが、「勝ってもバカ騒ぎしないクールな人間」と項目だてされた箇所があり、これも、あーなるほどね、と思ったことであります。これは、バレーは非常に精神力がものを言う競技であり、「勝ってもバカ騒ぎしない、負けてもがっかりしない、劣勢にあってもじっとがまんして、優勢になってもいたずらに調子に乗らない高い次元の安定した心の持ち主」ということを意味しているのだそうです。
松平さんはしゃべりの非常にうまい方でしたし、文章も非常にキャッチーで印象的な文章を書かれております。だから言葉とかワンフレーズを取り出して使いやすいということでもありますが、やっぱり全部ちゃんと読まないとわからないところもあります。というわけで、壊れてしまったボイスレコーダーの買い換えとともに、今回お財布を結構圧迫した資料購入でしたが、それに見合った興味深いものでした。
みなさんも図書館とかで見かけたら、是非読んでみてください。
バレーボールワールドの方は、リニューアルが大がかりになりそうで、もうちょっと…いやもうだいぶお待ちください。リニューアルの前にも記事は更新していきますので、よかったら時々チェックしてみてください。
ハイキュー!!、今週も読みました。菅原先輩もいい人だ!
そんじゃまた!
Vリーグ創設と松平康隆が最後に見た夢
今日になって、あ、そうだ、せっかく編集さんがつけてくれる毎回のタイトルがあるんだから、それを出すべきだった。と気づきました。うーむ、遅い。
今日の部分も、なかなかに難しい題材でした。堺ブレイザーズの小田部長と、日本バレーボール機構の会長木村憲治さんにお話を伺いました。
堺ブレイザーズの小田さんは、モントリオール五輪出場の名センタープレイヤーでしたが、現在は、ペルシャの遺蹟のきんきらきんの寝室を見て、「これならブレイザーズの寮の方が豪華やで」と笑う豪快なおっちゃんになられております。
小田さんに帰りしなにお聞きしたエピソード、本筋じゃないんですけど、いかにも松平さんらしいところが出てるので、よかったら読んでみてください。
この部分は、賛否両論あると思います。でもああされたということは、著書の中でも「私のやり方」としてあちこちに出てきますし、大古さんも「松平さんは、こうと決めた選手のことは、勝負を二の次にして出してくれって頼んで、解説では褒めちぎってたね」と仰ってたので、本当のことなんでしょうね。
本当はこれ、監督編で出したかったんですけど、流れと分量の関係で4回目の端エピソードになりました。
もう二つ、監督編で出したかったけど出せなかったことがありまして、その一つ目が、「全日本の監督に就任して、一番最初に決心したことは、雇われ監督にはぜったいならない、選手たちは自分で発掘し、育て上げなければならないということだった」(「負けてたまるか」より)というもの。これも何冊かの著書のあちこちに出てきます。でも、今ぱっと引用できないんですが他の人が育てた選手であっても良い選手であれば使うとも書いてらしたのですが、「負けてたまるか」の序盤に出てくる、そして何度も出てくるこの「自分で発掘し、育て上げなければならない」というのは強烈な印象に残る松平さんの信念ですね。
もう一つが、「勝ってもバカ騒ぎしないクールな人間」と項目だてされた箇所があり、これも、あーなるほどね、と思ったことであります。これは、バレーは非常に精神力がものを言う競技であり、「勝ってもバカ騒ぎしない、負けてもがっかりしない、劣勢にあってもじっとがまんして、優勢になってもいたずらに調子に乗らない高い次元の安定した心の持ち主」ということを意味しているのだそうです。
松平さんはしゃべりの非常にうまい方でしたし、文章も非常にキャッチーで印象的な文章を書かれております。だから言葉とかワンフレーズを取り出して使いやすいということでもありますが、やっぱり全部ちゃんと読まないとわからないところもあります。というわけで、壊れてしまったボイスレコーダーの買い換えとともに、今回お財布を結構圧迫した資料購入でしたが、それに見合った興味深いものでした。
みなさんも図書館とかで見かけたら、是非読んでみてください。
バレーボールワールドの方は、リニューアルが大がかりになりそうで、もうちょっと…いやもうだいぶお待ちください。リニューアルの前にも記事は更新していきますので、よかったら時々チェックしてみてください。
ハイキュー!!、今週も読みました。菅原先輩もいい人だ!
そんじゃまた!