inミラノ 10月2日 | バレーボールワールド     中西美雁の日々是排球

inミラノ 10月2日

昨日の試合は、やっぱり淡々とやって淡々と負けてしまった感が強いです。スタメンは阿部、富松、山村、清水、福澤、石島、リベロ酒井

第2セット目で、石島に替わって米山、福澤に替わって越川が入りました。ここで少しムードがあがったのですが、そのままセットを落とし、3セット目はそのままスタメンに米山と越川が入りました。中盤でリードしたときもあったのですが、なかなかサーブが入らず、フランスのジャンピングフローターに悩まされました。米山が入るのはムードをあげるのにもいいですね。越川は、せっかくピンチサーバーでなくコートを任されたのですから、もっと本来の生き生きしたプレーを見せてほしかった。

最後は、富松を松本に代えていたかな。




後は全体的にサーブミスが多かった。一緒に見ていた日本総領事館の方たちに、「何で日本のサーブはこんなに入らないんですか」ときかれてしまいました。


 


このフランス戦もそう、イラン戦もそうですし、イタリア戦も、私は見れませんでしたが、ほかのイタリア戦を見ていて、そこまで相手が決して歯が立たないといった感じではないだけに歯がゆさが残ります。

なんだか自分たちで自滅している感じを凄く受けました。




 


イタリア戦はもちろん、イラン戦やエジプト戦と違って,相手チームの応援はたいしたことなかったので、そんなに「アウェイの雰囲気の中」ということはなかったと思います。静かーな体育館でした。まあ日本人ファンがほとんどいなかったという意味では、「アウェイの雰囲気」だったのかもしれませんが。


 


普段メモをとったりしていて,応援はしたことがなかったので、ずいぶん久しぶりに「応援」をしたのですが、一人しかいないと応援もやりにくいものです。今回、ミラノ日本総領事館の方に声をかけていただいて、一緒に応援することになりました。準備よく、スティックバルーンもあって、私も貸していただいて応援しました。へー、こんな風にたたくのか、と思いながらとりあえず得点の時にばんばんたたいてみる。


 


今回の旅では第1次ラウンドでお会いしたhさんや、ミラノ総領事館の方など、いろんな方とふれあえて、なかなか楽しかったです。って締めくくってどうする。まだ1戦(少なくとも)あるんだぞ!


3試合見ての今の感想は「プライドを持ったプレーをしてほしい」ということ。たとえ最初は53人でも、本当のセッターやキャプテンは別にいても、あなたたちは、今年度最高の試合のトップ14人なのだから、日本という国を代表して、誇り高いプレーを最後までしてほしいのです。エジプト戦のゴッツは、途中で,サーブの時のルーティン(大股に数歩歩いてからボールを受け取る、受け取ってからボールを拝んで…という一連の動作)をやめてしまいました。あ、ゴッツ、試合とこの大会を投げたな、と思わされた一瞬でした。




 


代表戦というのは、見返りが少ない割に苦しいものだと思います。それでも、頭を高く保って意地を見せてほしい。負けていい試合などありませんが、たとえ負けても、次も応援しようという気持ちに繋がるゲームと僧でないゲームがあるのは間違いない。勝利を狙っていってほしいけど、敗戦濃厚なときも、最後まで気持ちを切らさずに戦い抜いてください。